一方その頃.......
岸家
凛 side
「良かったんですか?私なんかが来ちゃって.......」
岸「いいよ。
紫耀に頼まれたし、俺頼まれたら断れない主義なんだよね」
「大丈夫ですよ?私帰ります」
岸「ううん、もう暗いから今日は家にいてよ
後明日も」
「いや、でも.......」
岸「お願い!ここにいて?
場所とかもあんまり分かんないでしょ...?」
「そうですけど.......スマホでマップ見れるし...!」
岸「充電無くなったら?見れなくなっちゃうよ
後もう1人の.......」
「あなた?」
岸「あなた.......ちゃん?も紫耀の家にいるだろうし、、俺ら明日までLIVEだから家で待ってて欲しい。
ほら、多分あなたちゃんも治るまでって言われてるんじゃない.......かな?俺の勘だけど.......」
「.......じゃあ、分かりました。
あなたが治るまで待ちますね」
岸「ははぁ〜っありがとう^^*」
「笑笑」
岸「ご飯食べて寝よっか。もう暗いし」
「はいっ!」
夕飯後
岸「先にお風呂入る?」
「いいんですか?
あ、でも着替え.......」
岸「俺の使って?」
「いいん、、ですか?」
岸「じゃないと、着るものないでしょ?」
「まあ.......そうですね
じゃあ、お言葉に甘えて使わせてもらいます」
岸「OK!!
あ、明日は.......外に出ないでもらってもいい?」
「何でですか?」
岸「ん〜何となく!
ほら、そうでもしないと、凛ちゃん帰っちゃうでしょ?」
「まあ、そうなりますね笑笑」
岸「ほらぁ〜!
だから、明日は外に出ないこと!」
「分かりました...w
では、お風呂に入ってきますね」
岸「後で着替え持ってくね」
「ありがとうございます」
(お風呂で.......)
はぁ〜やばいって!何で!?私、岸くんの家にいるの!?
まじ、あなたに感謝しかないんだけど!笑
うん。岸くん顔ちっさ.......!
メンバーといると小さく見えるけど、やっぱり男の人だから大きい.......。
ってか、まじかわいいんですけど!!
必死に私を止める姿とかおもしろかわいい!笑
(* ´ ꒳ `* ) よし、出よう、笑
岸 side
凛「お先でした」
か、かわいい.......俺の服だからちょっと大きいし、、着られてる感があってそれがまた.......かわいい。。。
不覚にもかわいいと思ってしまった.......!
「あ、うん。じゃあ、俺入ってくるね
ベッドとかまた教えるから、ちょっと待ってて?」
凛「は〜い」
ガチャン
.......俺はファンの子を好きになっていいのか...??
でも、1人の子を好きになっちゃうと、、平等に愛せなくなる.......よ?
ファンのみんなに叩かれるかも.......。。。
でももう俺、抑えられないよ?この気持ち。
「出たよ。ベッド、教えるね」
凛「はい」
トコトコ.......ガチャ
「ここ、使っていいよ」
凛「岸...さんは?」
「岸くんでいいよ。俺は、布団で寝る」
凛「体、痛くなりません?」
「大丈夫だよ。めっちゃ忙しい時は布団とかベッドに入る前に寝落ちしちゃうことだってあるから。
さ、もう遅いし寝よ?」
凛「は〜い。おやすみなさい。」
「おやすみ」
俺の体のこと気遣ってくれるとか、超優しいじゃん!
いつ帰っちゃうのかな.......?
明日、紫耀に聞いてみよ。
凛 side
岸くんの匂いがする.......気がする
明日は何しようかな.......
とりあえず、あなたにLINEだな
あなた、大丈夫かな.......?
どうしてるかな.......?
色んなことを考えている内に、私は眠りについていた。
NEXT𓂃◌𓈒𓐍
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。