紫耀 side
「ねぇねぇねぇ!今日さ、LIVE終わったらすぐ帰らないでほしい.......!」
永瀬「なんでや」
「話したいことある、」
岸「改まって...どうしたの?」
「ジャニーさんが言ってたあの話。...なんだけど、後でゆっくり話そうかなって思って」
髙橋「あぁ〜そろそろ考え始めないとね...」
神宮寺「そうだね。でも、まだラスト公演あるから
来てくれたファンのみんなを幸せにするよ!
そろそろ準備し始めよ」
岩橋「OK!」
「岸くん岸くん!」
岸「ん?」
「あの2人のこと、LIVE終わったらみんなに話そっか」
岸「あ〜おけ。了解」
「じゃあまた話すね」
終了後
「あ〜!終わっちゃったね!」
髙橋「終わっちゃった〜⤵︎ ︎⤵︎ ︎」
岸「やっぱりさ、地方によって反応とかちょっと違うから、どこの会場に行っても楽しいよね!!」
岩橋「岸くん!.......それは間違いない!笑」
みんな「笑笑」
永瀬「あ、そうや。紫耀〜?話、なんやった??」
「あ!そうじゃん!」
永瀬「自分が忘れてたんかい笑」
「忘れてた笑笑」
みんな「笑笑」
「えっと.......話すね
後、この話は、誰にも言わないで欲しい。」
神宮寺「うん。分かった」
「昨日のLIVEでの話なんだけど、、
バックステージの最前列にいた子が、貧血...なのかな、で倒れちゃってたの
それを俺が見つけて、医務室へ運んでもらったのね」
髙橋「え、いつ??」
「LIVE終盤だったかな」
髙橋「まじか.......」
「それでその後、スタッフさんとかに許可を得て、見に行かせてもらったの。心配だったからね。
そしたら、倒れた時に頭をどこかにぶつけちゃったみたいで、電車とかの振動がくると痛いんだって。
で、その子女の子なんだけど、友達2人で来てたの。
暗かったし、今からホテルとか探しても.......っていう時間だったから、1人は岸くんに、もう1人の子は俺の家に入れたの」
神宮寺「えっ!?じゃあ撮られたりとかしたらどうするの!?」
「で!で!そこで1つ提案なんだけど、どっちかをマネージャー、どっちかをメンバーに入れれないかなって.......」
永瀬「はぁ!?何を言ってん!?」
「訳の分からないことを言ってるのは分かってる...!
けど、聞くだけでも聞いてみたい。
歌が好きだとか、ダンス踊れるかとか...」
岩橋「.......いいと思うよ。聞いてみても」
みんな-岩橋「!?!?」
岩橋「グループ内ルールとか、色んなことはまた決まってから決めればいいし、何より、まだ何も進めてないじゃん?
だったら、聞くだけでも聞いてみればいいんじゃない?」
髙橋「.......俺もいいと思う。
だって、新しくメンバーに入れる子、ダンススクールとかに通ってなきゃダメ、みたいなルールなかったでしょ?
もし事務所に所属してる人をメンバーにしなきゃいけない、って言うんだったらあれだけど、結局所属してない子をメンバーにするんだし」
永瀬「そうやけど.......無理やったらどうするん?」
「無理だったらまた考える。
聞いてみることから始めない??」
神宮寺「いいと思うけど.......岸くんもいい??」
岸「え、あ、いいと思うよ!!」
髙橋「.......もしかして岸くん、、聞いてなかった?( -∀-)」
岸「聞いてたよ!聞いてた!」
みんな「笑笑」
「じゃあ、岸くんも聞いといてね!
頼んだよ!!」
岸「了解(*^^*ゞ」
「よし!話、聞いてくれてありがと!帰ろ〜!!」
納得してもらえたよね.......?
.......うん。してもらった!
今日はもう寝ちゃったかな.......
早く帰ろう。
NEXT𓂃◌𓈒𓐍
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。