第42話

かまって...!《大西風》
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2022/07/04 17:15
あなた side














「風雅〜?」
大西「... ...」
「ふーが?」
大西「.......」
「ふー?」
大西「.......」
「もうなんやねん...!」








風雅は思ってることを素直に言ってくれないのは分かってる。






でもさ、せっかくの久しぶりの家デートだよ?








ちょっとぐらいさ、話聞いてくれたっていいじゃん。








話聞くだけでもいいのに.......。





大西「...なぁ、あなた?‪×月△日、空いてる?」





口を開けば次の予定の話。






「空いてるで。.......どうしたん?」
大西「...ん、空けといて」
なんやねん...






×月△日.......それは私の誕生日。




何か.......怖いわ。






その日は何もなく家デートは終わった。













大西 side







あなたが帰った後.......




「.......あなたごめん。誕生日、楽しみにしとき」







手には銀色の光るものがあった。


















あなた side






誕生日 デート当日





「...風雅ごめん💦待った?」
大西「待ってへんよ。けど、行くで」
「え、ちょっどこに!?」







いろいろ連れ回されて、気づけば夜になってた。






大西「あのさ、最後に連れて行きたいとこあんねん」
「まだあんの?」





風雅といれるならそれでいいけどさ.......!






大西「お願い!.......あ、やべ!もうすぐや!行くで」





どこに連れていかれるんだろう...。











着いたそこは、その市で1番有名なイルミネーションだった。






大西「...あなた、ちょっと目、閉じて?」
「え...うん」









首に何か冷たいものが当たった。






大西「3、2、1...いいよ。目、開けて?」
「わぁ.......」








そこには、普段よりも1段と豪華なイルミネーションと.......





首にはネックレスが付けられていた。






「これって.......」
大西「あなた、誕生日おめでとう。普段、照れくさくて言えないけど、大好きやで」







不器用な彼からの、最高な誕生日プレゼントでした。




















                  〜END〜

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