第22話

倦怠期《永瀬》
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2020/12/27 11:37
あなた side

















「廉〜」
永瀬「.......」
「...ねぇ、廉ってば!」
永瀬「.......なんやて!」
「.......なぁ何でそんな怒ってるの」
永瀬「怒ってない」
「いや、怒ってるじゃん」
永瀬「怒ってないって
なんか分からんイライラはしてるけど」
「それを怒ってるって言うの
.......ねぇなんで?何でイライラしてるの」




永瀬「.......やから、分からんって言っとるやろ!
いちいち聞かんといてや!」


永瀬「.......もうほっといてくれ」



「.......分かった
海人くんのとこにいるから
落ち着いたら連絡して.......?」










私なりの配慮だった
優しく言えてたかな
.......もう辛くて泣きそう





.......早く行こ























ピンポーン
髙橋「は〜い」
「海人くん.......」
髙橋「あなたちゃん!?
ちょっとまってて」





ガチャ
髙橋「どうした?」
「.......辛い」
髙橋「とにかく中入りな?」
 「うん、」








リビングに行きあったことを話す




髙橋「.......そっか
それで、喧嘩して1人にしてきたと」
「.......うん
ほっといてって言われたし、すぐ戻るかなって思って...
でもだんだん辛くなってきて
泣きそうだった.......」
髙橋「いいよ。泣きな?
辛かったね」
「ウウッ」




「.......廉怒ってないかな」
髙橋「廉なら大丈夫だよ
.......眠い?寝る?」
「...うん。海人くんごめんね、彼女いるのに
ありがとう」






髙橋「ううん。大丈夫」



ありがたく寝させてもらった.......






















永瀬 side








あなたが出てってから結構時間が経った
出てってすぐは落ち着けなかった
無性にイライラしてたし


.......でも1つだけ気になってたこと
海人のとこにいるって言ってたよな.......




















.......行こ
海人にだけは取られたくない
















ピンポーン
「海人いる?」

髙橋「いるよ。あなたちゃん迎えに来た?」
「うん」
髙橋「あなたちゃんなら今寝てるよ
泣き疲れたみたい」
「海人ごめんな
俺なんでイライラしてたんやろ.......」
髙橋「それ、倦怠期でしょ?
初めは楽しくても、それが当たり前になったりするとイライラするんだ
俺もちょっと前にあってさ
乗り越えると毎日楽しいよ」


「.......そっか
海人ありがとう
連れて帰るね」
髙橋「りょーかい!」





















あなた side
「.......ん、」

永瀬「あ、あなた起きた?」
「え、何で?廉?」
永瀬「あなたごめんな、?
海人のとこに行くって言われて
それでまたイラってしてすぐ行けんかった.......」



.......






永瀬「...なぁあなた?
俺、海人に彼女がおることも知っとったけど、あなたが取られるんじゃないかって
喧嘩して海人のとこに行っちゃうのが嫌やった
あなたは俺のこと嫌い?」




「.......嫌いじゃないよ
ごめん。私も言いすぎた」



永瀬「そんな事ないで
俺もイラッとしてごめん
またこういうことあるかもしれんけど、俺と一緒にいてくれる?」


「.......またあるの?
それ辛いもん。分かってるよ?倦怠期があるって事も
でもなるべく無くして欲しい
.......って、言ったらわがまま?」


永瀬「.......ごめん
俺気まぐれやし、、
あ、じゃあ、家には持ち込まん
仕事帰りとか遅いなって思ったら、発散してるんやなって思って?
あんまり心配しやんでほしい.......」


「.......しょうがない
そういうことにしとこ」

永瀬「笑笑
ごめんな。そう言うことにしといて」
「.......笑
もう謝らんで?笑った顔の廉の方が好き」
永瀬「^^*うん。」



















                ~END~










何か日本語おかしいし長くなった
ごめん🙏💦

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