ええ、そうよ。あなただけ、
私に着いて来なさい。

他の皆さんは、ここで待っていて。

あなたには、ここで、実験を
してもらうわ。

ええ。本当に闇の憑依体質を
持っているのなら、私はあなたを
殺さなければいけない…

この場所で、あなたが本当に闇の
憑依体質なのかを確かめ、もし本当に
闇の憑依体質ならばそのまま殺す。

悪いわね…でも、この世に闇の
憑依体質の人を残しておいては、
世界が破滅することもあるのよ。
あなたを殺すだけで、世界を
救えるの。

まあ、本当に闇の憑依体質
だったらの話だけどね…

さあ。ここに寝て。実験を始めるわ。

それじゃ、スイッチを押すわね。

(この実験で、もし、またあのような
状態に変異した場合は、彼が
闇の憑依体質を持っているという
ことになる。ただし、変異
しなかった場合は、彼は何者に
なるのかしら…？)

！？

うそ…闇の憑依体質ではない！？
なら…なんだっていうの…！

あなたは、闇の憑依体質ではない
みたい。わざわざ悪かった…
(でも…一体…こいつの正体は…)

！？…………ちょ、おい！
大丈夫か！？

気絶しているのか…。
実験濃度を濃くしすぎたか…？

いや、これが普段通りの濃さだが…

！？……貴様、やはり…！！

え…

貴様…目的はなんだ！！

くっ……！