よっと。

何してんだかー。大丈夫？みんな。

まったくー、この森に来たら
ダメだよ？ていうか。何で来たのさ！

ふんふん、なるほど、分かった。

あ！その前にさー、さっきの
大きな影、正体が何か知りたくない？

あれ、時々現れるんだよねー、
人間の、闇の部分だって聞いたこと
あるんだけど…

この人間界に住む住民の人間達は、
一人一人、絶対に表と裏の部分を
持っていると。なぜ持っている
のかは、ルシファーとウリエルが
知ってると思う。

表の部分は、光。裏の部分は、闇。
それぞれ、違うもの。人は2つの
顔を、持っているの。

うん、ないよ。天使には光、
悪魔には闇。とか、
特に決められてない。

あー、あのね？ここ、聖告森は、
人間の闇を扱う場所なの。だから、
ここには、大量の闇が存在
してるんだ。

うんうん、だから、こうして私が
この森で動物達と一緒に闇を消去
してるの。これ以上闇で
覆われないようにね。

あっ、そうだ！言い忘れてたけど、
私たち四大天使がいる、聖告森、
慈愛湖、懺悔谷、聖別山だけに、
人間の闇は集まっていくの。

だからね、私たちがいる、こういう
場所は、とても危険なんだよ？
だから、用もないのに、勝手に
入ってはだめ！まあ君たちは、用が
あったから入ったんだよね…
なら許すけどさ…

そうだ、私は人間の闇に慣れてるから
闇に取り憑かれないだけで、君たち
みたいな慣れてない人がいると、
そっちの方に近付いて、
一気に取り込んじゃうの。だから、
ほんとに危ないの！取り憑かれた人は
我を忘れて、人を傷つけてしまう。
たまたまレインくんは、気が強くて、
ルカちゃんに抱きしめられて
戻ってこれたからいいけど、
もしかしたら、ほんとにほんとに、
闇に取り込まれて、闇そのものに
なっちゃったかもしれないんだよ！？

んー、ちょっときつく
言いすぎたかな？まあ許すけど。
これからは、もっと危険という
ものを実感してね…？

よろしい！では…っていうか！
私、伝説について教えてないけど…
今の、人間には闇があること、
その闇を四大天使がいる場所で
扱っていること、を教えたから
それでいい？

うんうん、いいよ！
もう危険な所に、行っちゃダメだよ？

えぇ！？わがままだなぁ、君たち…

ウリエルのとこに行きたい
ということかな？

もー！しょうがないな、、
でも私、ここ離れることは
出来ないから…

うーーん、、

あ、そうだ！私のクローンを
作って、ここに置いとけばいいのか。
人間の闇が逃げ出さないように、
見張っといてねー(*^^*)

はい、かしこまりました

ん、よろしくー！しばらくの間、
頑張っててね〜(*^^*)