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第3話

ある街にて
昔々、人間の街はある謎の人物に支配されていました。
そんな街に一匹の内気なタコがいました。
僕はタコ。名前はない。
タコは内気で人間だらけの街で貧しい暮らしをしていました。
タコ
タコ
ただいま
タコ
タコ
おかあさん?体調大丈夫?
タコ母
タコ母
、、、
母は精神がとても不安定だ。
今は、そのせいで重い病気にかかっている。
病院に行こうとしてもこんな腐った街で、、人間でもない僕らには病院に行く権利も何もない。
所詮、弱者にはなんの権利も与えられない。
ただ、権利を持っている者の思うがままにされるだけだ。
タコ
タコ
大丈夫?
タコ母
タコ母
、、、
僕は外で食料を取って帰って来ては母に声をかける。そんな日々を暮らしていた。
そんな日々が毎日続くと思っていた
タコ
タコ
お母さん?!しっかりして?!大丈夫?!
タコ母
タコ母
ううっ、、
タコ
タコ
お母さん?!
お母さんは久々に口を開いた。
タコ母
タコ母
坊や、、
タコ
タコ
どうしたの?!
タコ母
タコ母
今までご、、め、ん、ね、、
ガクッ
タコ
タコ
お母さん!
僕のお母さんは息を引き取った。
僕は暗闇のどん底につき落とされた。
どうしてだろうか
どうしてこの世は弱者をふみつけて行くのだろうか、、弱者にはなんの権利も与えられないのだろうか
権利さえあれば母を病院に連れて行って助けることができたのに、、権利さえあれば、、、
僕は心のどこかに確かな怒りを覚えた。