第34話

さんじゅういち
1,057
2021/09/24 05:34
…俺、何言ってるんだろう…



厨ニくさかったな…


まぁ兎に角、今は切り替えて木兎さんのとこに行こう







赤葦の問題は俺が今まで通り振る舞えばいいだけ




そう、今まで通りの日常で…良い、のだ……





















今まで通りが悲惨だな…



てか思うんだけどさ、俺って絶対公式戦出ちゃダメだよな…、練習試合ならまだしも…




まぁ、いいや…面倒臭い…








木兎「あ!!!!来たか!!!!」



彼方「ドロドロ彼方来ましたよ」






【OKgoggles ドロドロ彼方とは はい、ドロドロ彼方とは。 ちょっと今の状況が複雑すぎてもう全てを放ったらかしにしたいけど出来ない棹彼方のことでふ…ゴホンッ…です。】




そっか…そっかぁ…


うん、噛んだなぁ…







木兎「ドロドロ?まぁいいや!!!!彼方!!バレーしようぜ!3対3!!!!!」





彼方「オッケーです。どっちのチームに入ればいいですか?」





木兎「ブロックーズ!!!」




…ぶ、ぶろっくーず?




木兎「黒尾とスナ!!!」






うわぁ…赤葦どんまい…




木兎「あかーし!俺にトス上げろよ!!!」




リエーフ「赤葦さん!トス上げてください!!!」





赤葦「……スナ…交換して」



角名「無理。正セッター赤葦しかいないから」





…木兎さんとリエーフをまとめられるのは赤葦しか居ないよなぁ……





彼方「あ、誰がセッターやるん?」




「「棹」」




彼方「…あ、ハイ…」




…この高身長2人はブロックとスパイクしか出来なそう





木兎「んじゃ!始めるか」





赤葦は憂鬱そうな顔をし、リエーフと木兎さんを見る


あれは誰でも嫌になるわ…





俺からのサーブで、フローターをし

ワンタッチがリエー……ダメだこりゃ





リエーフが簡単なレシーブを何処か違う方向へ飛ばした




夜久「リエーフ…?」




リエーフ「や、夜久さん……」




リエーフが怒られながらも試合は続き、俺のブロックで点を取られてしまったとき







黒尾「…あー。なんかお前、バレー楽しー?」




彼方「え……?」




黒尾「そーそー。バレー好きじゃないでしょ」



彼方「…スキデスヨ」



黒尾「それって、趣味程度の「好き」だろ?」




彼方「……、」



黒尾「一先ず「全力で」やってみる。棹クンはまだ"粗い"。全力でやってみて。なんて言うかぁ…」



木兎「全力でやって、超!!!気持ちー瞬間。その瞬間が来たら」






















































木兎「お前がバレーにハマる瞬間だ」



…バレーに、ハマる…瞬間

その言葉はズシンと心に響いた




監督にも言われた





黒須『まだ棹は、「粗い」。』


彼方『粗い…ってなんですか?』


黒須『適当。繊細ちゃうねん。ブロック1つとっても、ただ跳んでるだけじゃ意味あらへん』


そう、怒られた


「粗い」ってなんだ?

俺のバレーは間違ってるのか?






…失くしたパズルピースがあって、それが見当たらない感じ


それが今、木兎さんの言葉で、ピタッとハマった


俺は、間違ったバレーをしてきてはいない

それだけは譲らない





だけど、もっと考えて、脳と身体フル活動、全力でやらなあかんかった


ストッパーなんか要らん



やれるだけやろう




失敗なんかしたっていい


もとから俺の人生。失敗してるんだから







木兎「ぃよぉーしっ!続きやるぞ!!」





彼方「ッス!」




黒尾「おいしいところ取りすんなよ、木兎」



俺は、心の何処かで女なんだから男の中でバレーをしてはいけない、と否定していた



だけど、今分かったんだ









熱ければ、バレーが好きならば性別は関係ない




もし、ばぁちゃんに「男の中でバレーをするな」と言われたって、今の俺ならこう言うだろう




「好きなもんを好きなようにやりたい。」




バレーを好きになったんだ


だから、この言葉を胸張って言える





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凄い更新遅れちゃってすみません!!!!