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第42話

さんじゅうきゅう
609
2021/09/30 11:00
早朝、誰も起きなうちに駅へ向かった 新幹線に乗り込み、東京へ行く。沢山の県を越えて、

約4時間、ついに東京についた






彼方「……東京分からん。」



「あ、いたいた」



黒い鶏冠が見える。

あ、



彼方「黒尾鉄朗!!!!」


黒尾「人の名前をフルネームで呼ぶなよw」


彼方「あい」


孤爪「……クロ、彼方来た?」


黒尾「ゲームしてねぇで見ような?」


彼方「ん、久しぶり」


孤爪「……あ、久しぶり」



黒尾の後ろから顔を出す孤爪、まぁなんとも可愛らしい

……うん。可愛いな




彼方「で、イベント行くんよな」


孤爪「…あ、そのことなんだけど」



































彼方「なんでぇぇぇぇぇえええ!!!!!!」




周りも気にせず叫んでしまった。

“ イベントは中止 ”と聞かされて、






彼方「な、なんで!?ねぇなんで!!!?」



孤爪「大人の都合」


彼方「なんそれぇ……、」


黒尾「てことで、バレーする?」



「「しないから」」



黒尾「えー、しよーよ」




孤爪「明日から合宿でしょ……。散々やるんだから、今日はいい」



彼方「合宿……?」



黒尾「あ、そーそー。烏野と梟谷と…えっと、ブロッコリーとたらこ」


彼方「ブロッコリーとたらこが意味分からん」




孤爪「……森然と生川」


彼方「あー…………分からん」



黒尾「じゃあイベントも無くなったことだし、棹クンも合宿来る?」


彼方「え、」


黒尾「来る?」



彼方「え、無理」

黒尾「来る??」





笑顔でニラまれると怖いんですけど、




彼方「あハイ、暇だったら行きます」



黒尾「あ、初めて敬語使われたわ。」


孤爪「…感動してる。クロ」


彼方「……キモいんだが、」





黒尾「酷くね」


彼方「取り敢えず、暇だったら行くので、」



黒尾「研磨、連れてこい」



孤爪「分かった。」


彼方「え?」



黒尾「研磨んち泊まるんだろ?」


……え、え?

あ、そっか。




俺泊まるとこねぇわ






彼方「あ、そっか!!ホテルとか取ってねぇ!」




黒尾「………バカなの?」


彼方「バカって言った方がバカなんだよ!ばーか!!!」


黒尾「高校生が言うことじゃねぇな」



彼方「うっせぇバカ!」


黒尾「あれれ?バカって言った方がバカなんじゃないんデスカー?w」






物理的にも、精神的にも見下され、何も言えなくなる



彼方「うぐぐ……」

孤爪「…………。」






彼方「あ待って!置いてかないでよ孤爪!!」




黒尾と言い合いをしている間に、孤爪が先に行ってしまった




……はは、東京生活はどうなることやら…