まず朝ごはんからか
『ご飯食え....ないよな』
岸「水分だけあげたほうがいいんじゃない?」
『とりあえず看病するとき行き来すんのめんどくさいから菊池と佐藤をリビング運んどいて』
中島の様子見てなかったので行きます
多分起きてこないから風邪ひいてるんでしょうね←
『中島ー生きてる?』
中「ゴホッゴホッ...生きてる」
『死にかけてんじゃん笑』
中「うるせゴホッえよゴホッゴホッ」
『リビングまで歩ける?』
中「行ける」
っていって立ち上がった中島
その瞬間
中「やべえ」
フラッ...っと中島が倒れてきた
『っと...危ねぇ』
中「ごめんゴホッゴホッ」
『歩けないなら無理すんなよ』
今倒れかけた中島を支えてる状態なんですけど
どうしましょう←
ていうか意外と筋肉あっていい体してr...
永「あなたーって何してるん?」
ごめんなさい変なこと考えました
『こいつ歩けないみたいだから連れてって』
永「おけ。健人くん、行きましょ」
中「コクッ(頷く)」
やばいめっちゃ可愛いとか思ってしまった
人間って弱ると可愛くなるんですね←
『とりあえずお粥とか作った方がいいか?』
岸「お前作れんの?」
『いや余裕だし』
とか言ってたのに
『材料がない...』
米しかない←
味ついてないのだと余計食べれなくなりそうだから
ちょっとはついてた方がいいよなーって思ったら
塩もない
『岸買ってきてくんない?』
岸「なにを?」
『塩とゼリーとかと飲み物』
岸「おっけ」
よし買い物は岸に任せて
あいつらに冷えピタでも貼ったるか
『永瀬ー様子どう?』
永「俺?」
『お前なわけあるかボケェ』
永「わかってるわアホ」
『でどうなん?』
永「3人ともまだぼーっとしてる感じ」
『まあまあ熱あるかr...中島測ってなかった』
永「何してんねん早く測れや」
うるせえなこいつは←
とりあえず中島の熱測ると
『38.4℃か高いな』
永「まだこれから上がるんちゃう」
『多分上がるんじゃない』
冷えピタ貼るかー
永瀬?氷枕取りに行かせました←
まず佐藤から
『佐藤、体起こせる?』
佐「ん」
『ちょっと冷たいかも(ペタッ)』
ああ、貼った時の佐藤の顔が可愛い
わかる?眉毛がピクってなるの←
菊池も貼るか
『菊池起きれる?』
菊「あなた.....?」
『そうそうあなた』
なんかぼーっとしながら体を起こした菊池
なんか幼稚園児みたいで可愛い←
『はーい貼るよー(ペタッ)』
菊「冷たっ....」
風邪ひいてると反撃してこないから楽ですよね( )
最後ですよ最後
『中島ー貼るよ?』
中「ん」
『冷たかったらごめんね(ペタッ)』
冷たくないわけがないんだけどさ←
中「いってぇ」
『頭痛い?』
中「ん」
『おお寝てな寝てな』
さあ岸も帰ってきたし
あなた、お粥作ります←
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。