第3話

仮の名前
3,509
2021/01/04 12:15
闇の鏡
闇の鏡
これからお前は…
闇の鏡
闇の鏡
あなた・アリーサだ!
あなた

あなた・アリーサ…

グリム
グリム
あなた・アリーサ…なんか、カッケェ名前なんだゾ。
学園長
学園長
ふむ…じゃあ、あなた君はこれからあなた・アリーサ君になるんですね。
闇の鏡
闇の鏡
…いいか、あなた・アリーサよ。
闇の鏡
闇の鏡
お主は、むやみに本当の名前を人に教えないように。
あなた

それは、苗字だけ、ですか…?

闇の鏡
闇の鏡
苗字…?
闇の鏡
闇の鏡
…まあ、名乗る時はあなた・アリーサという名前以外はあまり使わないように、ということだ。
あなた

教えたら、どうなるんですか?

闇の鏡
闇の鏡
3人くらいなら、どうってことないが…
闇の鏡
闇の鏡
教え過ぎると…もしかしたら、元いた所に返せなくなるかもしれない。
あなた

どうしてですか!?

闇の鏡
闇の鏡
…それは教えられない。
学園長
学園長
…なるほど。そういうことでしたか。
学園長
学園長
とりあえず、あなた君には、元の世界に戻れるまでここに通うことを許可します。
グリム
グリム
じゃあ、住む所を決めないとなんだゾ。
学園長
学園長
住む所は、全部の寮の寮長に聞いてみます。で、空きがあるところにあなた君を送ります。
学園長
学園長
それで、服は…どうしますか?あなた君。
学園長
学園長
ズボンじゃなくてスカートがいいですか?
あなた

あ…ズボンでいいです。

学園長
学園長
分かりました。後で手配しておきましょう。
あなた

ありがとうございます!

学園長
学園長
それじゃあ、私はこのあとある寮長、副寮長会議であなた君のことを言っておきますから。
学園長
学園長
あなた君も、ついて来てください。
学園長
学園長
グリム君は先に私の部屋へ戻っていて下さいね。
グリム
グリム
わかったゾ!

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