第5話

5話
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2019/12/12 20:26
「う…頭…イッタッ…」

ここはどこかわからない

1面真っ白で私の部屋ではない

ドアがあるが足には鎖があって動けない

そこには劇団の皆

"監督のせいで咲かせなかったじゃないですか"

"咲かせてくれるんじゃなかったの?"

"咲かせてくれるってノリだったんだ?"

"劇団を放り出したお前は仲間でもない ただの他人だ"

謎の悪口

私はずっと謝ることしか出来なかった

そしてみんなは遠くに行ってしまう

「私のせいでごめんなさい…だから待って!お願い!」

そこには真澄くんの姿

真澄「監督監禁されてて可愛いね…♡」

そう、私は監禁されていたんだ

夢だ…

夢だけど…

怖い…

真澄「監督!カレー食べる?」

「え、あ、うん…」

PON!

魔法のようにエプロンが出てくる















そこで1日夢の中で過ごした




なのに全然さめない



私は聞いてみた



「ねぇ真澄くん 私外に出たいな」

真澄「なんで?」

「なんでって…皆を応援しに行きたくて…」

真澄「もう監督じゃないんだし、新しい監督がいるから普通に入れないよ?しかも新しい監督
もう馴染んでるから入る隙はないよ」

「公演だけでも…」

真澄「多分無理だと思うよ 出禁だし」

「え…?」

真澄「もういらない存在なんだよ」



「や、辞めて…やめて真澄くん!」




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