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第16話

ꕤ*.゚見つけたꕤ*.゚
179
2019/10/13 13:06


神崎くんが外にいるという情報だけで探し回って20分くらい経っただろうか


猫ちゃんと神崎くんがいた場所や体育館裏など探したけれどいない


他に学校内の外って言えば…


彩葉
彩葉
…やっぱり屋上?


でも屋上は鍵が閉まってて開かない


私はまた諦め半分で屋上に繋がる階段の方へ向かう







彩葉
彩葉
はぁっはぁっ…はぁ…っ…


体力がなさ過ぎる私にとって今は死にそう…


屋上に繋がる階段について私は屋上の扉に手を掛け押してみるがやっぱり開かない


その場でドアノブをガチャガチャしてみるけどびくともしない


彩葉
彩葉
やっぱりここじゃないのかな


……いや、諦めない


見つけるって、探すって決めたから


いざドアノブにまた手を掛ける____が。


ドアノブが遠ざかって行くと同時に扉が開いた


そして目の前には、


千明
やっときた


眠気まなこの神崎くん


……え……


彩葉
彩葉
い、いた……
千明
見つけるの遅え
彩葉
彩葉
いやだって、お、屋上開かないし…


神崎くんは口を手で覆ってあくびをしている


千明
このドア外からしか開かねぇし
彩葉
彩葉
え、じゃあどうやって屋上まで来たんですか


神崎くんはポケットに手を突っ込んで何かを持つと私の前で見せた


それは針金に似たようなもの
千明
鍵穴弄って開けてる
彩葉
彩葉
漫画みたい…

すごいと針金のようなものを見ていると急に腕を引かれ屋上に入った


そしてすぐに扉は閉められる


何かと思えば教師にバレたら面倒だから早く入って欲しかったそう


会いたかった人が目の前にいる


抱きしめる事ができたらどれくらい幸せだろう


千明
それで俺見つけて何したいの


何…??


何をしたいか……
彩葉
彩葉
お、お話……?
千明
ぶっ…


え、え、吹かれた?!


何で!?


千明
俺とそんなに話したい?
彩葉
彩葉
話したいです!
千明
何を?
彩葉
彩葉
何を……


言っていいのかな…


彩葉
彩葉
……すか…

下を向いてあまり聞かれないように小さな声で言った


神崎くんは案の定聞こえなかったのか「何?」と聞き返された


彩葉
彩葉
や、やっぱり何でもないです!
千明
ふーん…
…あーー、もうちょい寝よっかな


そう言って床に寝だした神崎くん


制服が汚れるとか気にしないのは男の子らしい


彩葉
彩葉
暑くないですか
千明
あちぃけど外好きだから


神崎くんは外が好き


また1つ新情報


私も神崎くんの隣に座り暫く話をしていると突然神崎くんが話さなくなり不思議に思い隣を見ると目を閉じて寝息を立てていた


か、可愛い寝顔……!!

彩葉
彩葉
睫毛長い…


きれいな顔立ちに金髪


私の隣で寝れるってことはそこまで警戒心は無いと気付いて嬉しい


彩葉
彩葉
神崎くん

返答はない


やっぱり寝ている


彩葉
彩葉
……彼女は居ますか…

聞けなかったこと


さっき言おうとしたこと


寝ているからこそ言えた言葉


返答はもちろん無い


それをいい事にまた発そうとした時、

千明
居ない


隣から聞こえた


目をやるとさっきまで寝ていた神崎くんの目は開いていた


彩葉
彩葉
え……え……
千明
彼女居ねぇよ


上半身を起こして私の顔を見た


彩葉
彩葉
起きてたんですか……?
千明
そっちの方が言うと思って

急に私は恥ずかしくなった


どうしよう、好きってバレたかな、どうしよう…


彩葉
彩葉
あの、あの、今のは深い意味はなくてですね…!
単純に彼女居るのかなって思って…!
千明
何でそんなに焦ってんだよ
彩葉
彩葉
あ、えと、あの、特に意味は無いです!!


テンパっている私が面白いのかまた笑う神崎くん



千明
お前と居ると何か笑える事多くて好き


心臓が高鳴った

彩葉
彩葉
へ…


何気ない一言が私の鼓動を早くさせる


嬉しい……嬉しくて泣くレベル…


それから私と神崎くんは屋上で談笑をしたり一緒に昼寝をした_____