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第7話

待ってて
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2022/03/21 09:01
フェニランにて_

司「それではキャスト決めを始めるぞ!!」

えむ「はーいっ!提案があります!」

寧々「もう決まってるの…?」

えむ「主人公の2人は、類くんと司くんにやってもらいたいなっ!!」

類「えっ」

司「ふむ…それでいいと思うぞ!!何か異論は…」

類「…特にないよ。」

寧々「私もそれでいいと思う。で、私とえむは?」

えむ「私と寧々ちゃんは村の人か病気になっちゃう子のお母さん!!」

寧々「わかった、じゃあ私は村の人でいいかな?」

えむ「いいよ!!じゃあ私お母さんになるぅー!!」

司「その言い方には語弊があるが…」

類「そういえば、主人公の名前がまだ決まってないね。」

えむ「ハッ!!確かにっ!!どーしよっかな??」

寧々「例えばゆう、とかかけるとか?」

えむ「お〜っ!☆賛成ぃ!」

司「じゃあオレは天翔るペガサスに因んでかけるにしよう!!!」

類「それでは僕はゆうだね。」
「じゃあ台本を書き上げようか」






2時間後_

司「よし!あとは演出を加えるのみだなっ!!類よろしく頼むぞ!」

類「お安い御用さ。」

寧々「…」
(類、昨日より良くなってる、よかった。)

えむ「それでは今日はかいさーん!!寧々ちゃん一緒に帰ろ☆」

寧々「いいよ。」

司「類、一緒に帰ってもいいだろうか?」

類「…うん」






帰り道_

司「…類。」

類「なんだい?」

司「その…ショーが終わったあと、予定あるか?」

類「特にはないけれど…」

司「じゃ、じゃあ少し話がしたい。いい、か?」

類「…少しなら。」





…あれ?

絶対断られると思っていた。

まあでも話せるなら本当に良かった…


この作戦、必ずや成功させなくては!








一方その頃

寧々「えむ、良い仕事するね。」

えむ「ほえ?なんのことー?」

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