『結局あの後どーなった?』
今宮「あぁ、しばらくはそのままだったよ。」
霧崎「まぁ、敵が居なくなったからな笑」
『まぁそーだよな笑』
姫川「でも今はみんな真面目になったぜ?」
『はーん』
霧崎「おう。俺らも今は大学行ってるし。」
今宮「元SUMMARYもほとんど真面目に働いてる。」
姫川「おかげでヤンキーは居なくなったよな。」
霧崎「今や暴力団とチンピラだけだぜ」
今宮「まぁ全部あなたのおかげってとこか」
『うぇーい笑』
霧崎「反抗出来ねぇわwww」
姫川「ほんとに。勝てねぇからな。笑」
今宮「今や伝説だよな。元SUMMARYの最強女子」
『あー。こないだチンピラに【SUMMARYの神坂】つったら逃げてった。』
霧崎「それはすげぇわw」
今宮「でもあなた。お前気を付けた方がいいぞ?」
『は?』
今宮「元SUMMARYとか元ヤンはみんながみんな真面目になった訳じゃねぇ。」
姫川「あぁ。」
今宮「基本お前は苗字しか名乗ってねぇから大丈夫だと思うけど、狙われてるから。」
『え、待って、は?』
姫川「元dangerの数人が、チンピラのトップになったんだよ。」
霧崎「だから未だにお前の名前は有名なんだよ。」
今宮「チンピラ達はみんな【SUMMARYの神坂】を倒すことを目標にしてる。」
霧崎「消えた伝説の最強美女ヤンキーをな。」
『うちが、狙われる?』
姫川「おう。」
『え待ってこわこわこわ』
霧崎「ほんとに気を付けた方がいい。」
今宮「いつ誘拐されてもおかしくねぇぞ。」
姫川「苗字から察する奴が居てもおかしくねぇからな。」
霧崎「それにお前、チンピラに言ったんだろ?」
『え?』
霧崎「【SUMMARYの神坂】って。」
『別にうちが、って言った訳じゃねぇけど。』
姫川「でも、そんなワード知ってんの元ヤンとチンピラぐれぇだよ。」
『まじ、か、』
今宮「それをなにわ男子の神坂が言ってたって広まったらとんでもねーぞ。」
霧崎「あぁ。全国からチンピラがお前を狙いに来る。」
『え待って無理無理無理無理』
姫川「メンバーに言っとけば?」
『でも元ヤンって言ってねぇよ…』
今宮「そっか、、、」
霧崎「連絡くれりゃぁすぐ飛んでくけどよ」
姫川「誘拐されてからじゃ遅せぇからな。」
『いやまぁ10対1ぐれぇだったら負けねぇけどな?』
今宮「まぁそーだけど笑」
霧崎「まだその力健在なん?」
『最近人殴ってねーから分かんねぇよw』
姫川「まぁそーだよな笑」
今宮「アイドルが人殴ったら大問題だわw」
『でもアクロは今まで以上に出来てるから。』
霧崎「はぁ?」
姫川「まだ成長すんのかよ…笑」
『まぁな笑 コークスクリュー出来たわ。』
今宮「は!? それはやべぇぞ!?」
『SUMMARYだと湊川ぐれぇか。』
今宮「あぁ。」
霧崎「さっきっから何言ってんのか全然分かんねぇわw」
姫川「コークスクリューってこれ?((動画見せる」
『あぁ、それ。』
霧崎「はぁ!?おま、はぁ!?」
『るっせw』
今宮「まぁそんだけ動けんなら心配ねぇな。」
『まぁね?最強なんで?』
姫川「まぁ気をつけろよ?」
『わぁーってるよw』
霧崎「今度ライブ行ってやるわ。」
『え、来んなし笑』
今宮「でも俺らファンクラ入ってるから。」
『は?きしょw』
姫川「いやおま、感謝しろや笑」
『あーはいはい。ありがと。』
霧崎「まぁなんかあったら連絡しろよ?」
今宮「おう。俺らはいつでもあなたの味方だからよ。」
姫川「まぁメンバーとも仲良くな?」
『おめぇらも過保護かよw』
今宮「違ぇわw」
『まぁチンピラには気をつけるわ。』
霧崎「ん。そーしてくれや。」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。