第172話

171.波乱
3,568
2020/11/25 10:00
神坂side














西畑「そーいえば、、、丈橋どこ行ったん?」












『今更?www』



















散々信号と西畑がワーワー言って、

りゅちぇとうちがそれを眺めるという時間が過ぎ






丈橋の存在に気づく我らとはw






















高橋「そーいえば丈くんなんかずっとイライラしてましたよね?」














『んー、MCでも絡んでこなかったし?』












長尾「さっきTwitter見たらなにふぁむの人たちも気づいてたみたいですよ?」













『なんかしたっけ?』



































ダンッ























右後ろから何やら恐ろしい音がして





そっちを向くと























丈が立っていた。












後ろにはそれをなだめる大橋が。






















藤原「あなた、ほんまいい加減にしてくれへん?」
















『え…?』



















藤原「は?無自覚なん?」






















『なんかうち悪いことした?』



















藤原「ほんまに、”なにわ男子”としてやる気あるん?」






















『は?何いきなり』






































喧嘩を売られると買ってしまう。


うちの悪い癖。


自分でも分かってたのに。























藤原「お前さ、東京でお仕事貰って活躍してくるんはええけど、全然ライブに向けての準備してへんやん。

来た初日もカバー曲の振りは入ってるとか言っときながら実際はソロ曲しか入ってなかったし。

本番2日前とかになっても立ち位置覚えてないし。

本番でも何っ回も立ち位置と振りミスって恭平とかに「次2.5!」とかって教えてもらってたやん。

ほんまに、なにわ男子の自覚あるん?」













『それさ、うちのスケジュール知った上で言ってくれね?

こっちだって東京でも超過密スケジュールで寝る時間割いてまで大阪来て振り合わせしてたわけ。

今映画の撮影も中断させてもらってるし、大阪来てからも雑誌とかラジオとかで振り覚えてる暇なんてほとんどねーんだよ。

立ち位置だって最終的には覚えたしあんたには1ミリも迷惑かけてねーじゃん。

恭平は事前にこっちのこと分かった上で、途中で言うから大丈夫、ってサポートしてもらってたし。

お前に言われる筋合いねーんだけど?』












西畑「あなた、、、それはちょっと、、、」












藤原「はぁ!?こっちやって大迷惑かかっとるんやわ!

振付師さんがお前に付きっきりでカバー曲の振りと立ち位置教えてて、そのせいで出来へんから

こっちでやろうとしてた項目1個抜いてダンスナンバーにしてるんよ。

恭平は理解の上でとか言うてるけど自分の立ち位置確認しつつ他人のまで把握するって相当大変なん分かっとるやろ?

それに、休憩時間に他のメンバーとかと雑談してたんはなんなん!?

その時間やって練習出来たやん。」












『うちみたいな過密スケジュールで仕事した事ないから分かんないかぁ〜!笑

あっ、そーですよねぇ〜!

あなたの言う通りです〜!笑』












藤原「てめぇホンマにいい加減にしろや。

そんなやる気ないやつ なにわ男子 には必要ないわ。

邪魔やからさっさと出てってくれへん?

お前がおるだけで大迷惑やわ。」

















『あーはいはい分かりましたよ!

お望み通り出ていきますさようなら!

7人で仲良くなにわ男子やってくださいな!

私は1人でもぜーんぜん大丈夫なんで!』











バンッ





























うちは、手に持っていたペットボトルを床に投げつけ

走ってそこを去った。




もう、なにわ男子に戻る気は無かった。


































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