神坂side
やっばい、
くっそ眠い
小崎「おーい、着いたでー、」
『眠い』
小崎「夜寝とけ言うたやん」
『だってきょろの誕生日やねんもん今日』
小崎「せやけどさぁ、」
『んあー、もう、行ってくるわ!』
小崎「はいはい笑」
『雑誌撮影やっけ、?』
小崎「そー、俺今から道枝迎えに行くんやって、」
『電車やないんやな』
小崎「駅から遠いやんここ、んで東京から一時的に帰ってきとるから間に合わんって」
『なんか理由になってへんけどまあええわ笑』
小崎「じゃ、」
『あざまる〜』
高橋「あっ、あなた!」
『おー、恭平、』
高橋「あなたも今来たん??」
『そやで』
高橋「でももう仕事して来たんか、笑」
『おん、』
『あ、誕プレ』
高橋「え、今!?」
『おん、はい』
高橋「え!ありがとう!」
『開けてみて』
高橋「パーカー2個とブルゾン…?」
『おん』
高橋「…めっちゃすき、」
『良かった、笑』
高橋「てか俺があげたアクセに合いそうやん?」
『だって合わせて買ってんもん』
高橋「え!?この1週間で買ったん!?」
『おん、』
高橋「忙しいのに…ありがとーな、」
『あ、それ、オソロ』
高橋「え、?笑」
『パーカーとブルゾン、同じの持ってるから』
高橋「完全オソロ出来る、ってこと、?」
『ん、』
高橋「…ツンデレやな、笑」
『?』
((ぎゅっ
『うわっ、』
高橋「ほんま好き、」
『…今日は特別、やで、』
高橋「…あなたがオソロしたかったんやないん?笑」
『は、そんなんちゃうし』
高橋「ツンデレなんやから〜笑」
『ツンデレやないし』
高橋「でもホンマにありがと」
『ん、』
高橋「今度完全オソロで買い物行こ!」
『しゃーなしやで、』
高橋「よし、手繋いで撮影んとこ行こ♪」
『誕生日だけやからな!笑』
うちってツンデレなん?笑
ねくすと >>
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。