第181話

180.なにわ男子
3,126
2020/12/04 10:00
西畑side


















正門に言われた通り、

とりあえずメンバーを集めることにした。














まずは、俺がこの沈黙を破らなあかんねんな。






















それに、丈橋はまたどっか行ってもうたから探して集めんと、























『…なぁ、1回、みんなで話さん…?』

























そう言うと、


今まで下を向いていた
高橋・みっちー・長尾・流星が顔を上げた。















高橋「そう…っすね、、、」


















長尾「じゃ、じゃあ、丈くんたち探しません…?」
















『おん、探そ、』








































藤原「別に探される必要無いねんけど。」





『うおっ、いたんか…』




































『…じゃあ、それぞれが、今思ってること、これからどうしていきたいかを話してもらってもええ?』












大西「大ちゃんと僕の楽屋来ます?」












『おん、そうしよ、』



























そうしてなにわ男子の男子組7人は、

大西畑の楽屋に集まった。






















『じゃあまず、俺から話すな?

俺は、直前まで振りと立ち位置を覚えきれてなかったあなたも、もちろん反省すべきところはあると思う。

やけど、あなたは2週間後からソロツアーがあんねん。

そう考えると、1日3時間の練習で、

たった1週間しか与えられずに、

しかも同時進行でソロツアーの振り入れもして、

他の仕事もあって、ってやっとったら、

正直しょうがないところもあったんやない?


それをフォローしきれてなかった俺にも責任があるな、って思っとる。』

















大西「僕は、あなたももちろん悪いところはあったし、丈くんも悪いところがあったと思います…

あなたは言い方がキツかったと思う。
元ヤンやからさ、喧嘩買っちゃうのも分かるんだけど、それでも言葉を選ぶべきだったんちゃう…??

丈くんは、あなたの事情をちゃんと聞いて、知って、その上で言うべきやったと思います。

あなたも相当苦労しとった。

それを知ってた上でフォロー出来ひんかった人も悪いところがあるんやない…??」











『せやな…』
















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