流星side
どーもー!
なにわ男子の大西流星でーす!
今日はレッスンでーす!
関ジュみんなでレッスンでーす!
久しぶりに全員集合でワイワイ…
してないんですよ!
関ジュみんな嫉妬しまくり!
原因は紅一点のあなたなんですよ!
大ちゃんは僕で癒されようとしてるのか分かんないけどべったりやし…
あなたは気づいてないんか誠也くんにずっとくっついとるし、
んー。
ねぇあなた、
ひとつだけ【かくしごと】してるの。
誰にも言ってない " か く し ご と " 。
みんな気づいてないと思うんやけど、
あなたのこと、好き、なんだよね、、、
いつもメイクしてあげてるけど、
そん時のあなたはめっちゃ可愛ええんやで?
僕しか見れない、
僕だけの特等席。
メイクする時って、どうしても顔をまじまじと見つめなきゃじゃん?
毎回思うんだよね、可愛いなぁーって。
綺麗な二重幅、
澄んだ真っ黒な瞳、
長いまつ毛、
程よい高さの鼻、
ぷるっぷるで形の整った唇、
肉眼では毛穴が見えないほどキメの細かい肌、、、
いっつも見とれてメイク出来へん笑
…思わず、キス、したくなる。。。
そんなん、許されるわけ無いし、
言うつもりもないねんけど。
でも、今日はさすがに嫉妬すんで?
頭ポンポンとかしとるし、、、
…ずるい、
あ、帰ってきた。
恋愛感情は表に出せない。
忘れろ、自分。
君への" か く し ご と " 。
バラしてしまいたい、かくしごと。
僕は貫き通すのかな。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!