恭平side

結局昨日、あなたは帰ってこなかった。

あの後急いで楽屋から荷物をとって走っていった。

顔を真っ青にして。

そして今日も、集合時間はとっくにすぎてるのに、

一向に来る気配がない。




あなたは遅刻なんてせん。

ましてや連絡もないなんて、ぜったいありえん。

西畑「なあ恭平、昨日さ、俺ら、、、

あなたに声かけた方が良かったんかな、」

『…わかんないっす、

何が起きてるのかもわかんないんで、』

西畑「せやな…」

ｶﾞﾁｬ

『っ！小崎さん、！』

小崎(マネ)「あなたから今、1週間休むって連絡があった、

理由は教えてもらえんかったんやけど、

お前ら、なんか事情知ってないん…？」

『え、、、』

長尾「1週間も、」

大西「みんななんか知ってる…？」

藤原「俺らはなんも、昨日出てったことぐらい、やな」

道枝「ただ出てったとき、あなた、顔真っ青やった、」

西畑「電話してんの、たまたま聞いてたんですけど、

"死んだ"って、言ってた、」

大橋「え、」

長尾「死んだ、？」

道枝「あなたの周りの誰かが、死んだってこと、？」

西畑「それは…わからん、、、」

身近な人が亡くなったとして、1週間も休むんやろか。







たしかに、葬式とか色々あるけど…

藤原「それはまあ本人に確認するしかないねんな…」

西畑「昨日それ聞いたとき、そっとしといた方が、

ええんちゃうか、って、恭平と話したんよ、」

藤原「それも一理ある。

けど、理由も無しに1週間休むのは無いやろ、

1日2日ならええけど、」

西畑「そー、やんな、」

大西「とりあえず、電話かけてみない？」

大橋「そーしよ、」

ねくすと >>>>