神坂side

『Hey hey 沖縄！！

盛り上がる準備は出来てるかあああ！！』

｢｢｢｢｢｢きゃあああああああああああぁぁぁ!!!!!｣｣｣｣｣｣

『もっと！！』

｢｢｢｢｢ぎゃあああああああああ！！！！｣｣｣｣｣

『ﾌｯ、ばーか、んな声出したら声枯らすぞ？笑』

｢｢｢｢｢きやあああああああぁぁぁああぁぁぁ!!!｣｣｣｣｣

そして、その勢いで前半を終えた。

MCではいつも通りファンとコミュニケーションをとり

少しセトリを変えて後半も走り抜けた。

いつも通り。

でも今回は少しだけ歓声が大きかったように思えた。

いつもより汗もかいてるし、喉も使いすぎた。

足も早くアイシングして解さないとこの先持ちそうにない。

staff｢あなたちゃんお疲れ様！！

今日のライブなんか凄かったよ！過去イチかも！｣

『えっ、』

staff｢元々凄かったけどさ、なんて言うか、

声量とか、勢いとか、ダンスのキレとか、、、

なんか圧倒される感じがあって、鳥肌が止まらなかったよ！｣

『そう、ですか？』

staff｢うん！デビューしたからかな？

それにしても想像と期待を越えてたけどね笑｣

想像と期待を越えてた、か。

私は自分の責任を果たせたということだろうか。

『ありがとうございます、どれもスタッフの皆さんが支えて下さったおかげですよ』

staff｢またまた〜笑

とにかく！多分疲れたと思うからちゃんと休んでね！

あとお手洗い大丈夫？？

今日めちゃくちゃ水飲んでたけど、、、｣

『え、』

staff｢普段あなたちゃん2.5Lだけど、

今日の1公演で4Lぐらい飲んでるよ？？｣

『まじっすか、』

staff｢私たちもビックリよ笑｣

『すみません笑』

どうやら私は、過去の自分を超えられたらしい。

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