第252話

251. Y.M④
2,264
2021/04/04 10:00
神坂side
















その後、お昼を食べ、買い物をして、





















空は暗くなり、1日の終わりが着々と迫っていた。



























正門「夕飯さ、寿司でええ?」


















『なんでもええよ、とりまめっちゃお腹空いた』



















正門「じゃあいつもんとこ行こ」














『おん』
























































『…とかいいながらちゃっかり予約してあるやん』
















正門「ごめんて笑

でもあなたが寿司で嫌って言うてるとこ見たことないで?」















『3食寿司でも行けるわ』















正門「やろ?笑」
























そう、好き嫌いは割と多い方なんやけど、

寿司だけは全部いけるというね。












それを考慮して予約を取っといてくれるとか。
イケメンかよ











お店に着いたらすぐ個室に案内されるから

テレパシーでも送っとったんかと思ったわ((


















正門「個室やったら言いたいこと言えるやろ、」













『…そやね、笑』
























正門「で?何があったん」

























『…なんかさ、、、


人気になれるのってすごい有難いことやん、?



















やけど、人気になればなるほど、

自分が自分じゃなくなってく気がするんよね、













それに、うちが人気になることを恨んだり、

憎んだりする人がたくさんいて、













それはきっと、

SixTONESやSnow Manに対する思いよりも、

うちに対する思いの方が大きいんやないかなって思う。
















スノストがデビューした時もさ、

いっぱい批判とか色々あったやん、














でもそれを大いに超える数の意見がさ、

嫌でも目に入るんよね、、っ、』


















正門「そやな、、、」
























『…それにさっ、、、

きっと、そう思ってるのはファンの人達だけやなくて


























口に出さへんだけで、

他のJrの子も、きっと…っ、!












どんどん仲間がいなくなって…っ!

みんなが離れていきそうで怖いねんて!














今までデビューしてきた大半の人達みたいに、

グループで、仲間と一緒にデビューした訳やない。



なにわ男子に所属しとるけど、

デビューしたのは1人やから、っ!』


















正門「大丈夫、あなたを1人になんて、俺がさせへん。

俺があなたを恨むわけないやろ?

俺は絶対あなたの味方でおるから。」

















『…グスッ、ありがとっ、』






















正門「こっち来る?」












『…いく』


























((ギュッ























正門「…色んな意見があると思うけど、

あなたのことを応援してる人の方がきっと多いで?


ISLAND TVでも他のJrの子がわざわざ動画あげてくれとったし。

みんなあなたの味方やよ、」





















そう言ってまっさんは、

うちを優しく包み込んでくれた。

















泣かないって決めとったのに、

自然と涙が溢れた。






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