石橋said
俺はいろんなことを思い出した。
まずはこの日。俺とあなたが初めてあった日。
あぁ、そうだ。あなたの苗字、高橋だった。
そう、俺らが初めて会ったのは18歳で
バイトをしていた時。あの時の笑顔は
すっごい輝いてたなぁ。
俺もあなたもシフト結構入れてたから
大体一緒の日に一緒の時間に帰ってた。
俺は少しあなたのことが気になり初めてた。
だから、ご飯を誘った。
この日から多分2人とも意識し始めたんだ。
こんなこともあった。
そのあと俺らは、お互い意識していることに気づく
19才。養成所に通いながらバイトしていた
ある日、2人も告白の準備満タンという時に…
俺達が目にしたのは
「高橋結弦家の双子の娘。どちらかが
誘拐されたあなたの娘だ。」
という手紙?みたいな脅迫状みたいな
のが家に届いた。
誘拐された俺の妹の名前は千咲。
一体どんな人が来るんだろう。
兄弟が4人……。あなただ。
俺はその時凄くショックだった。
付き合えると確信していたのに
兄妹だということが分かった。
親がそのあと本当にあなたかを
確認するため直談判した。
結果あなたは兄弟だった。
自分の部屋に戻ったあと泣いた。
でもいずれあなたは戻ってくる。
早く伝えないと。
そして、飲食店に行き全てを話した。
ところがあなたは少し嬉しそうだった。
実は虐待を小さい頃から受けていたそうだ。
確かに腕とかにアザが何個かあった。
だからそんな生活から開放されるのが
嬉しくてたまらなかったのだろう。
そのあとあなたから親に言ったらしい。
そしたら、自分だけ裕福な家庭に行くなんて。
という理由で直ぐに家を追い出されてしまった。
虐待してたくせに意味わからない家庭だ。
俺は今しかないなと思い気持ちを伝えた。
そして俺らは兄妹として生活を始めた。
続く
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どーも︎︎✌︎作者です︎︎✌︎
この話の意味いまいちわからないって方います?
なんか難しくてすいません……🙇
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。