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2021/10/08

第15話

13
「うわあ~、なんでバイト入れなかったんだろ。」






後悔先に立たず。残念ながら今日スタバに行く用事は全くない。







よって彼が来てもわたしが対応するってことはまずないってことであり。





(あーあ。)









「まあそんなにため息つかなくてもいいじゃないの。」






蒼くんには半ば呆れられながら慰められてるけどそんなの関係ない。なによりもそれを悔やんでるんだわたしは。




…あれ?









「ってかなんでいるの!?」




「いや、ずっと上の空っていうか。あなたちゃん今日おかしいからさ。」




「ん、否定はしないかな。」




確かに今日はおかしい。バイトに進んで行きたくなるときなんて星野ちゃんがいるときくらいだったのに。





「そんなに行きたきゃ行きゃいーでしょ?うちのスタバ。」



「そうなんだけどさー。」





なぜかうちのスタバに行く気もしないのだ。どうせ彼と話すならレジを挟んでお話したいな、なんて。変だけどね。



うじうじしたままのわたしを見て蒼くんがしばらく考えたあと、わたしに笑いかけた。









「それならスパイでもしに行きますか!」






「はい?」