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2021/08/16

第8話

♣side



「じゃあ」


「わたしがいるときにわたしのレジに来てください、」






「楽しみにしてます」




そう言った彼女の顔はいたずらっ子のような人懐っこい笑顔を浮かべていた。













さっきまであのフラペチーノが入っていたカップは帰るまでにゴミ箱もなく、捨てられずにまだ手もとにある。





なんとなく、なんとなくそのカップを見てあの女の子の店員さんを思い出した。




まっさら、というか。率直に言えばすっごい純粋だと思った。ほんとうに。






彼女の言動ひとつひとつは彼女の心の内そのものだったと思う。嘘がつけないタイプというか。


というか顔に全部出てるんだけどあの子。なんかトラブル起こさないといいけど。








まあ、これは別に大した問題じゃなくて。






カップに書いてある文を見て呆れたような苦笑いでため息をつく。



"たぬきさん当たりレシートおめでとうございます"









「好きな動物たぬきだとは言ったけどさ。」




俺にとって重要なのはあんなことよりもあの子が妙に鋭いところ。たぬきさんってなんだ、ピンポイントか。





結局彼女にはうらたと名乗ったが、これがこの先どう転ぶかは正直定かじゃない。



これで「たぬきとくっつけました!」とか言ってうらたぬきさんとか書かれたらもはや笑うしかない。









、、、この子のことも書こうかな。当たりレシートと一緒に。





LINE@を開いて更新画面に文を打つ。俺はこれが結構気に入ってる。


Twitterよりたくさん書けるしひとりひとりのコメントがリプより断然見れる。流れないからね。






今日はみんなに何つぶやいてもらおうかな。