依頼者『依頼、よろしいですか?』
ある日、依頼が来た
依頼者『〇〇って組織を潰してほしい。額は7000万です』
依頼者『よろしくおねがいします』
車を目的地より50mほど離れたところに停める。
変装をし、車から出てビルに向かう。
黒の服に編み上げブーツに黒い革製手袋。
そう思いながら目的地のビルに向かう。
警備員がこちらに気づく。
警備員『関係者か?』
警備員『な!?』
サイレンサー付きの銃で撃つ。
警備員2人が倒れる。
自動ドアが開く。
中に入るとさっそく囲まれる。
相手組織の人『???』
相手組織の人をどんどん殺る。
エレベーターをおりると、『誰だお前!!』と言われる。
それを無視すると囲まれた。
相手組織の人『どういうことだ!!』
そう言ってサイレンサー付きの銃を向ける。
相手組織の人『かかれ!殺ってしまえ!』
相手かわ銃で応戦してくる。
動体視力が良い私に弾は当たらなかった。
5分後には残っているのはボスだけだった。
ボスがいる位置の向こう側の部屋に複数人の人影が見える。
この組織のメンバーは記憶している。あの人たちは客なのだろう。
相手組織のボス『な、名を名乗れ!』
自分のコードネームを言う。
相手組織のボス『なぜ(なまえ:殺し屋のときの名前)がここに!?』
ビシャァッ
ボスがそう言ったとき、ボスの頸動脈を短刀で切る。
スマホを取り出して依頼者に電話する。
Prrrrr
元の口調に戻して言う。
そして顔に右手をやり、そのまま右に引っ張る。
ビリビリビリッ
変装を解く。
すると、自分の名前を呼ぶ、懐かしい声がした。
声がした方をみると、そのには7年前、別々に暮らし始めたお兄ちゃんがいた。
依頼者『📞どうかしました?』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!