和華「あの。ホントにゴメンなさい!私のせいで撮影が....」
マサイ「ん?全然大丈夫。気にしないで?ニコッ」
和華「はぁ....あの、撮影ってなんのですか?」
マサイ「YouTubeだけど?」
和華「YouTube(´・ω・`)?」
マサイ「あ、知らない?これこれ。」
そこには、キラキラした笑顔で楽しそうなおにぃがいた。
和華「おにぃとマサイさんとモトキさんとダーマさん....後...」
マサイ「ペケたんと、ザカオな。」
マサイ「7人でYouTubeやってんの。」
和華「へー....」
マサイ「Fischer'sってゆうチャンネル名で。」
和華「フィッシュ...魚ですか?w」
マサイ「由来はそれに近いかな?w」
和華「なんか...楽しそうですね...!ニコッ」
マサイ「楽しいよ。すごくね。ニコッ」
和華「あははッ...w」
私はフィッシャーズさん?の動画みながら笑う。
マサイ「和華ちゃん。」
マサイさんが優しい声で私の名前を呼んだ。
和華「はい?」
私はマサイさんの方を見る。
でも、マサイさんの顔はない。.....あれ?
唇には柔らかい感触。
あぁ...私、今.....
キス..されてるんだ.....
初めてのキス。
キスって...こんな味なんだ...
甘い。すごく甘い。
和華「マサイ...さん...?//////」
マサイ「ご、ゴメン。可愛くてつい....///」
...そんなこと言われたら.....
好きになっちゃうじゃないですか ──────
マサイ「え?/////」
和華「ぁ...聞こえてました..?/////」
マサイ「うん...////」
和華「...カァッ///////」
マサイ「ゴメン.../////」
和華「へ..?////」
何故かマサイさんが謝った。そして、謝った直後マサイさんが近づいてくる。
また...キスされる....
私は目を閉じた。
その時。
?「おーい、マサ.....」
声のした方に目を向けると....
おにぃがいた。
シルク「お前ら、なにしてんの...?」
そう言ったおにぃの声は
震えていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。