あ、ちなみに私がいじめられているってことは
いじめられている = ぼっち
こういう方程式が勝手にできてるわけよ
まぁ、実際そうなんだけどね
んで、その親友というのは数ヶ月前までの話であって今ではその子も じみんサイドについて私をいじめてくる。
んで、休み時間はすごく地獄。
🐥「なぁ」
そう言って私の胸ぐらを掴んでくる じみん。
『な、なに……』
🐥「なんで学校来てんの?お前必要とされてないの分かんない?笑笑」
『ッ……』
🐥「水でびしょ濡れになっても分かんねぇんなら……」
そう言って私の体を何度も殴ってくる じみん。
他は誰も止めようとしないから私がやられてるだけ。
そして じみん の気が済めば私は開放される。
真っ先に向かったのは保健室。
そこには そくじん先生がいて、いつも話を聞いてもらってる。
いじめ?そんなのは相談しない
だって相談したら
何されるか分からないから ____ .
けれど 痣をなぞって先生は
🐹「これ……やっぱり あなたちゃん……」
『いいえッ!!大丈夫ですッ!大丈夫……ですから………😊』
そう言って笑顔を見せると
🐹「…………ダメだと思ったら絶対に言うこと。」
なんて言っていつも飴をくれるんだ。
ありがとう先生。
だけど 私はこれからも
ほんとのことは言わないね ___ .
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。