🐥「………は?」
🦁「覚えてない?僕さ、きむてひょん。」
🦁「よく あなたと一緒にいた僕だよ」
きむてひょん…………
よく思い出してみると そういう奴いたなって
🐥「あ、あぁ」
🦁「僕さ、あの時からずっと あなたちゃんが好きなの」
🐥「………あっそ」
🦁「でも………」
” 僕達の邪魔を君はしてたでしょ ” __ ?
🦁「だから僕」
🦁「君のことが大嫌いッ笑笑」
……………あぁ、 あいつか
俺はお前のその声とその目付きが昔から
” 嫌いだよ ” _____ .
この時俺はこいつに関してのすべての記憶を思い出した。
いつも 俺とあなたの間を割ってでも入ってきた てひょん
てひょんの親が大金持ちなこと
そのせいで てひょんが一時期狂っていたこと
そうだよ あいつだよ
🦁「やっと思い出したみたいだね?笑笑」
🐥「あぁ笑笑 全部な笑笑」
🦁「僕がずっと不登校だった理由はね……」
🦁「ずっとこの間まで少年院にいたからだよ」
ほら、俺の記憶は正しかった ___ .
じみんstory end.
next 〔僕が完全なる不登校生になるまで〕
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。