第31話

Part30〖〜Dead End〜〗
青柳 ろん(ころん)
はぁ…はぁ…
上手く呼吸が出来なくても僕は走り続けた
僕には…あなたが必要だから…
青柳 ろん(ころん)
あなたっ!
あなた

………………

下を向いていて僕に気付くこともなさそうだった
青柳 ろん(ころん)
あなたっ!あなたっ!!
何度も何度も叫んで…
あと少しのところで僕の手は届かなかった
あなた

ころちゃん!?

あなた

ころちゃん…((泣

飛行機に乗った時に泣き崩れているあなたが見えた
僕だって…涙を拭えないじゃん…
青柳 ろん(ころん)
うぅ…うわぁ…あぁ…((泣
小さい嗚咽が大きな泣き声に変わった
佐伽羅 ると(るぅと)
ころちゃん…
鷹乃 える(ジェル)
…………………………
紫 なな(ななもり)
…………………………
赤宮 りい(莉犬)
………遅いよ…
赤宮 りい(莉犬)
いつか…あなたちゃんは帰ってくるよ…
紫 なな(ななもり)
言ってたからね…
青柳 ろん(ころん)
でも…でもぉ…((泣
桜田 みさと(さとみ)
はぁ…ん…はぁ…
桜田 みさと(さとみ)
なんで…お前も涙流してんだよ…((泣
青柳 ろん(ころん)
ぐすっ…うぁぁ…((泣
やっぱり…涙なんて止まること無かった
そして…いつしか涙は枯れていた
もう…なにしてたかわからない…
気が付けば病院のベッドに居た
桜田 みさと(さとみ)
ころんっ!
紫 なな(ななもり)
ころちゃん大丈夫!?
鷹乃 える(ジェル)
心配したんやで!?
佐伽羅 ると(るぅと)
最近ご飯食べてます?
赤宮 りい(莉犬)
ころちゃん…
青柳 ろん(ころん)
…………………………
僕は…意識を手放して…気が付いた時にはまた病院のベッドだった
青柳 ろん(ころん)
あ…れ…?
苦しかったことも…なにも…身体が楽になって…
青柳 ろん(ころん)
僕…なにしてたの…?
紫 なな(ななもり)
やっぱり…覚えてないんだ…((泣
鷹乃 える(ジェル)
でも…よく頑張ったな…((泣
みんな泣き崩れていた
よくよく話を聞くと…僕は病気にかかったらしく…
ドナーが必要になったみたいだった
ようやくその手術が終わったところだという
でも…無性にドナー提供者が気になった
青柳 ろん(ころん)
ドナー………提供者は…?
みんな…黙りこくって口を割らない
僕は近くのテーブルに置いてあった紙を見た時…泣き叫んだ
青柳 ろん(ころん)
え…うそ…だ…((泣
青柳 ろん(ころん)
デタラメだよ…こんなの…((泣
青柳 ろん(ころん)
うわ…うわぁぁぁ…!((泣
枯れて出てこないと思ってたのに…
こんなに残ってたのかよ…
ううん…どうせ…あなたの涙なんでしょ…?
なんで…こんなにも全部が全部上手くいかないの…
嫌だよ…遠いところに行かないで…
僕も…追いかけたいのに…
生憎追いかける勇気も持ち合わせてはいなかった
青柳 ろん(ころん)
うぁぁ…ひぐっ…ぐすっ…((泣
ねぇ…涙が止まらないよ…?
泣いてなかったの…?
いや…違う…泣けなかったんじゃない…?
僕は…君がいたから生きれているんだよね…?
君がいないと僕は居ないんだよね…?
生きるよ…ちゃんと…
でも…死ぬのも…生きるのも怖い…
そっちに行くのも…ここに残るのも…
だから………
ここに…居たくないよ…