第14話

Part14
あなた

え…なに…これ…

その手紙に入っていたのはたくさんの写真
あなた

わ…私…?これ…全部…?

わかばちゃんとも書かれていたし…
あなたちゃんとも書かれていた
全部の写真にある様々なコメント
隠し撮りした写真だ…
寝顔まである…
あなた

や…いや…

その中にはころちゃんの写真もあった
『この男だれ?』
『ウザイ…憎い…』
そんな…心無い悪口だった
あなた

…っ…!((泣

私は走った
ころちゃんに迷惑がかかる
そのことだけを考えて………
すると廊下で誰かとぶつかった
鷹乃 える(ジェル)
やっぱり…どこ行くん?
あなた

なに…が…?どうし…た…の…?((泣

平然を装おうとしても涙は止まらない
鷹乃 える(ジェル)
どうしたん?それはこっちのセリフやろ
鷹乃 える(ジェル)
なにがあったん?
青柳 ろん(ころん)
ん〜?ジェルく〜ん?
あなた

いや…!

ころちゃんが来る…そう思って走った
鷹乃 える(ジェル)
おいっ!なぁ…待ってって!
あなた

いやだ…迷惑が…かかっちゃう…((泣

鷹乃 える(ジェル)
あなたちゃんっ!
そう言って二の腕を掴まれた
あの時と…同じ…
あなた

嫌だっ!離してっ!

鷹乃 える(ジェル)
落ち着いて!俺やて!
あなた

ジェルくん…?((泣

分かってた…でも…声に出してくれないと…
声を聞かせてくれないと…怖い…
鷹乃 える(ジェル)
大丈夫やから
鷹乃 える(ジェル)
なにがあったか話してみ?
私は全部全部話した
あの時ジェルくんが来てくれなかったら大変だったって…
鷹乃 える(ジェル)
そっか…ちょっと写真見せれる?
鷹乃 える(ジェル)
これ…内容見たん?
あなた

ま…まだ…((泣

鷹乃 える(ジェル)
俺が見てもええ?
私は静かに頷いた
_______________________
🧡鷹乃える(ジェル)side🧡
俺はあなたちゃんから貰った手紙を見てみた
言い表せないほどの文章
とても見せられるものじゃなかった
そっと手紙を閉じてあなたちゃんを見た
恐怖で顔がぐちゃぐちゃになって…
不安で切り裂かれそうな顔をしていた
ここで…抱きしめるのは俺の役目やないよな…
鷹乃 える(ジェル)
これ…ろんに言わんの?
あなた

言えないよ…こんなの…

あなた

だって…ころちゃんにまで迷惑かかっちゃう…((泣

また大粒の涙が溢れた
鷹乃 える(ジェル)
ろんは…迷惑かけられたいんとちゃう?
あなた

…え?

鷹乃 える(ジェル)
多分やけど…あなたちゃんから頼られると嬉しいと思うで?
あなた

………んで…

鷹乃 える(ジェル)
え?
あなた

なんで…?こんなに迷惑なのに…!

あなた

私…ころちゃんと居ちゃダメなんだ!

鷹乃 える(ジェル)
そんなことない!
鷹乃 える(ジェル)
俺はお似合いやと思うで?2人
あなた

嘘だ…ころちゃんが合わせてくれて___

鷹乃 える(ジェル)
いい加減にしぃや?
鷹乃 える(ジェル)
ころんが合わせるとか器用なこと出来ると思う?
鷹乃 える(ジェル)
無理やろ
鷹乃 える(ジェル)
それぐらい正直なんよ、アイツ
鷹乃 える(ジェル)
それぐらい真っ直ぐなんよ
鷹乃 える(ジェル)
それはあなたちゃんが1番知っとるんちゃう?
責めてない…教えてるだけ…
それだけ分かってくれ…!
あなた

そう…だよね…

鷹乃 える(ジェル)
じゃあ___
あなた

ころちゃんには話さない…

鷹乃 える(ジェル)
え…なんで…?
あなた

だって…自分のせいだって責めちゃうじゃん…

あなた

私は…ころちゃんが好きだもん…

あなた

迷惑なんて…

互いが想いあってるから?
だからこんなに噛み合わんの?
どっちも強く思うから?そんなの…
俺はなんか違うって感じる…
でも…なら…せめて…!
鷹乃 える(ジェル)
ころんに言わんのなら…俺が守ってるわ
あなた

なんで?迷惑だよ…

鷹乃 える(ジェル)
俺が?分かってるって
あなた

違う!私が!

あなた

もう…誰にも迷惑かけたくない…

鷹乃 える(ジェル)
誰かが守らんなん
鷹乃 える(ジェル)
それなら俺が守る…
鷹乃 える(ジェル)
もう分かってしまったし?
鷹乃 える(ジェル)
あなたちゃんの秘密
鷹乃 える(ジェル)
だから…俺に守らせて…?
あなた

うん…分かった…

あなた

お願いします…

そうしてあなたちゃんはころんに初めてウソをつくことになる