それはいきなりだった。
ドンッ
家に帰るなりいきなり、視界が玄関の天井になる。
すると、いきなり唇にかぶりつかれる。
私は弱い。
こーやって、グクにキスされたらその気になってしまう。
だんだん、グクの唇は私の唇から首筋へ降りてくる。
グクは怒ったら人の言葉が耳に入ってこない。だから、今は激おこ中だな…
と思っているのもつかの間、グクは私の制服のポロシャツのボタンを取り、前を開けると、片手で素早くブラのホックをとってしまった。
すると、再び降ってくるキスの嵐。
拒めない自分が嫌いだ。
私の胸を見るなり呟くグク。
するといきなり、それに吸い付く。
まるで、ミルクを待っていた赤ちゃんのよう。
すると、いきなりスカートの中へ手を入れショーツを勢いよくずらす。
すると、中へ指を入れかき混ぜていく。
すると、玄関のドアへ手をつかされ、グクへお尻を向けるような体勢へ
すると、容赦なく入ってくるグクの息子。
盛んで困る。大きすぎ。
すると、思いっきり奥をついてくるような激しい律動。
気持ちよすぎて足が持たない。
すると、いきなり、両足を持ち上げられ宙に浮く。すると、体が右へ回転する。
すると、そこにはグクの息子が入れられ狂う私の姿が鏡に映っていた。
そう、この体制は奥の奥まで入るので危ない。なぜ危ないかって?
ドピュッ
なにも分かっていないグクにイライラする。
人の話を聞かない。
そんなやつが…なれる訳ない。
グクの顔を見たくなくてリビングに行こうとすると、腕を掴まれる。
すると、すっぽりグクの胸の中へ
夜が遅くなってもご飯を待ってくれる。
嘘は絶対つかない。
そんな貴方なら、ちゃんと父親になれるかもね。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!