2年後・・・・
娘の幸せな日々がずっと続くように願っていた。
約束・・・
そう言って俺たちは、誓いのキスをした
幸せな日々か続くと信じていたんや・・・・
確かにあのときまでは・・・・
ライブ会場・・・
俺は歌い終わって静かに礼をする。
復活ライブのラスト曲
この、10年を振り返りながら歌っていた。
俺はもう一度礼をした。
そして・・・・、一旦ライブが終わり楽屋に来てみると
武人・・・、わたし幸せになってもいいかな?
「愛の言葉」をたくさん聞かせてくれる彼のことが・・・
気になって仕方ないから・・・・
俺は、果林のそういう声が、聞こえてきた気がした。
そして今、俺は大切な人へ思いを伝えるんや・・・・
ライブが終わり、唱子ちゃんの待つ場所へ急ぐ。
でも、会いたかったんや・・・・
ずっと会いたかった
俺は、利音を、だっこした。
唱子ちゃんは、涙声で話始めようとしていた。
唱子ちゃんは、泣きながら・・・
俺は、後ろから、唱子ちゃんを、抱き締めた
俺たちは、正面を向いて見つめあった。
そこで、利音は、なにかを察したのか・・・・
かりんと同じこと言うやなんて・・・
泣き出した唱子ちゃん。
まさか、利音がこんなこと言うなんて・・・・
オレのセリフ取られてしもた。
唱子ちゃんの返事を聞きたいのは、俺自身やのに・・・・
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。