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第6話

🌥
麻木 椎菜
麻木 椎菜

え…

ただ ただ 驚いた椎菜の顔
麻原 椎花
麻原 椎花
ほんとだよ


それだけ言って あたしは椎菜に近づかなくなった




椎菜と話さなくなって しばらく経ったある日



それは突然に耳に入り込んできた



「椎菜やっと好きな人と付き合えたって!!」





分かってたよ



椎菜といれなくなることも



椎菜が好きな人と両片想いずっとしていたことも



全部全部 分かってたんだよ
麻原 椎花
麻原 椎花
うっ うわぁぁぁ


あたしはどうして女なんだろう



どうして椎菜と同性なんだろう



どうして椎菜と親友なんだろう



次から次へと疑問が溢れてくる



もう…ダメなんだ



椎菜とはもう話せない




椎菜の記憶の中の顔がぼやける




…砕け散った
麻原 椎花
麻原 椎花
あたしは どうしてあたしなの



あたしはフェンスから飛び降りた