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第2話

とぅ
あと、1分で世界が終わる。





















でもそんなの、何も感じない。


ただ、最後まで君といたかった。

ただ、最後まで君の笑顔を見ていたかった。




















『1年後、世界が終わる。』


そう、世間が騒ぎだした時から
この世界は止まっている。

最初はそう、思ってた。


でも、違ったんだ。


世界はいつも、止まらずゆっくりとまわっている。




















最後まで、この世界の生命が消えることはない。

そう、思い込んでいた僕は馬鹿だなぁ。



神様は平等なんだ。



世界が終わる1分前の今だって、消えた命が
あるかもしれない。


世界は、止まらないんだ。




















ねぇ。終わる世界に、僕を独り置いていった酷い
君が残した手紙、徹夜までして今読み終わったよ。


364日分の最後の手紙は、さすがに読み疲れたな。


あとさ、何だよ。最後の言葉。



















この僕を泣かすなんて、100年早いんだよ。