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第8話

えいと
8月2日。晴れ。





僕はやっと、手話を全て覚えた。
西風 柚希
[通じる?]
桜島 夏樹
[通じるよ!]
桜島 夏樹
[いやー、嬉しいなー!]
桜島 夏樹
[私の為に手話覚えてくれた
んでしょ?]
西風 柚希
[別に、僕は夏樹の為に覚えた
わけじゃ...]
桜島 夏樹
[はーい。ツンデレありがとー
ございまーす。]
西風 柚希
...
ツンデレって何だよ。
桜島 夏樹
[いやー、嬉しいなー!]
桜島 夏樹
[にやけが止まらない...]
確かに、さっきから夏樹はにやにやしてる。
桜島 夏樹
[そうだ!夏休みの最終日、海
行こうよ!]
西風 柚希
え、急に...
桜島 夏樹
[私、聴覚失ってから海行かなかった
んだよね。]
桜島 夏樹
[人が多いと、聴覚が大事になって
くるじゃん?]
僕はこくりと頷く。
桜島 夏樹
[でも今は柚希がいるからさー。]
桜島 夏樹
[行けるかなーって。]
海、か...

まあ、夏休み最終日なら少しくらい遊んでやっても
良いか。

海は嫌いじゃないし。
西風 柚希
[分かった。良いよ。]
桜島 夏樹
[本当⁉やったー!]
夏樹は嬉しそうに笑った。