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第18話

えいてぃーん
4月9日。快晴。







大学の入学式だ。
桜島 夏樹
[やっほー!柚希!]
まさか、大学が同じだとは思わなかった。
桜島 夏樹
[奇遇だねぇ]
夏樹はニヤニヤと笑う。
西風 柚希
『絶対に仕組んだろ...』
桜島 夏樹
『え~?彼女と同じ大学は嫌?』
西風 柚希
『い、嫌....ではないけど...』
やっぱりこういうのは馴れない。

顔が熱くなる。
桜島 夏樹
『嬉しいでしょ?』
西風 柚希
[べっ、別に嬉しいとかは...]
桜島 夏樹
『ツンデレご馳走様~』
夏樹はまだニヤニヤしている。
桜島 夏樹
『う・れ・し・い?』
西風 柚希
うぅ...
夏樹がだんだん僕に迫ってくる。
西風 柚希
『嬉しい..です...』
夏樹、絶対に僕で遊んでるよ...
桜島 夏樹
『それで良し!』
夏樹は満足げに笑った。
女性
えっ、あの人格好良くない?
大学生だろうか。僕たちを見ながら何かを話している。
女性
ね!新入生かな?
男性
その隣にいる人、可愛いな。
男性
美男美女って羨ましい。
女性
姉弟かと思ったらカレカノなんだね。
男性
男の方、低身長で童顔だからな。
失礼だな...僕はこう見えても夏樹と同い年だ。
男性
てかさ、さっきの筆談だけで凄く和むんだけど。
男性
それな。
盗み聞き__聞いてはない__とかたち悪いな...
女性
男の方、ツンデレとかまじ可愛い。
西風 柚希
...
桜島 夏樹
西風 柚希
『いや、何でもない...』
桜島 夏樹
『そ...?』
西風 柚希
『そ。』


















地球最期の春。



桜が、ひらひらと舞い落ちた。



















大学生活、楽しくなると良いな。