第63話

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2022/04/22 14:38
朝霧 彩Side−
管理人さんたちは部屋に入るとすぐにベッドに倒れて眠ってしまった。

とりあえず攻撃してきたわけではないことに安心する
(なまえ)
あなた
スースー…
顔はあまり見えないけど

こんなに無防備なところを見ると人間らしさが垣間見える

でも…これどうすればいいの…!?

奇襲でないならどうゆうつもりでここに来たのか知りたいし、どっちらにせよ起こさないとじゃない!?
朝霧 彩
奴村さん
奴村 露乃
なに…?
朝霧 彩
この人たち起こしたほうがいいんじゃないかな…?
奴村 露乃
そうね…
朝霧 彩
あのー…起きてくださーぃ…
(なまえ)
あなた
んぅ…
管理人 七
あと一時間…
奴村 露乃
長すぎよ…
ガチャ
潮井 梨ナ
よっ今日はいったいどうしたん…
朝霧 彩
奴村 露乃
あら、もう少し遅くても良かったのに
潮井 梨ナ
え…こ、こいつら管理人じゃねぇか!
なんで殺らないんだよ!?
朝霧 彩
潮井さんっ…これには訳があってね…
潮井 梨ナ
訳もクソもねぇだろ…いいチャンスだ…
ここで私が息の根止めてるっ
ブンッ 







ガシッ
管理人 七
誰が…
(なまえ) 紙を外したとき
あなた 紙を外したとき
誰の息の根を止めるって…?
その瞬間

七番の人差し指が潮井梨ナの額に当てられ

首元にはあなたの指が食い込む
潮井 梨ナ
っ…ほら見ただろ!
本性表しやがった!
朝霧 彩
ごめんなさい管理人さん!
この子そういうつもりじゃなくてっ
(なまえ)
あなた
あはは分かってるよー
まぁ敵が無防備に寝てたら殺ろうとするのも当たり前!逆に君たちは危機感が少し足りないよ?
朝霧 彩
それは…
(なまえ)
あなた
信じてくれてるんでしょ?
うれしー
朝霧 彩
……
(なまえ)
あなた
まぁ今ので起きちゃったし
私達の目的を話そうか!
(なまえ)
あなた
……と言ってももうわかってるかな?
奴村 露乃
私達、魔法少女側についてくれるのかしら?
(なまえ)
あなた
大当たり!
潮井 梨ナ
は?
潮井 梨ナ
私は認めないぞ!
コイツラのせいで他の魔法少女達が
どれだけ苦しめられたか…!
(なまえ)
あなた
……それはすまないと思っている
だから罪滅ぼしの為にも君たちに協力したい
潮井 梨ナ
はっ
なーに偽善者ぶってんだよっ
罪滅ぼしだぁ?じゃあ今ここで
潮井 梨ナ
死ねよ。
奴村 露乃
ちょっと!
朝霧 彩
潮井さんっ
管理人 七
は?
(なまえ)
あなた
わかった
あなたの口がゆっくりと弧を書く
(なまえ)
あなた
じゃあ、君も一緒に死んでもらおうか
潮井 梨ナ
あ゛?
なんで私が…
(なまえ)
あなた
だって君たちも私の大切な
管理人子どもたちを殺してきたでしょ?
(なまえ)
あなた
君たちも魔法少女なんて
言ってるけど私達と同じだよ?
潮井 梨ナ
………なにが狙いだ
(なまえ)
あなた
だーかーら、さっきも言ったじゃん!
君たちに協力したいの!
(なまえ)
あなた
役に立つと思うよ?
管理人 七
どーかな?
奴村 露乃
こちら側も
そう考えていたところよ。
喜んで引き受けるわ
(なまえ)
あなた
やったー
(なまえ)
あなた
じゃっ
奴村 露乃
(なまえ)
あなた
握手!
友達の印の!
奴村 露乃
……はぁ…
ギュッ
(なまえ)
あなた
これからよろしくね!
まだまだ中盤なのに…


終わんないよぉ…

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