校門の方から女子たちの黄色い歓声が
聞こえてくる。
今日も〝王子様〟たちが登校してきた。
というかなんであの3人と暮らすことに...
~昨日~
なんか涼介くんって子不機嫌じゃない⁈
ほかの3人を見てみると驚いていたので
知らなかったみたい。
ちょ、ちょっと...
なんで私がこの人たちと一緒に住まなきゃ
いけないの...?
この子は私の親友の梨々香(りりか)。
幼なじみで梨々香のお家も豪邸だ。
そのとき、私たちの前を〝王子様〟たちが
通りかかった。
やばい、大貴くんと目合っちゃった...
梨々香ってば全然信じてくれない...
ほんとになにも思ってないのにな...
でも大貴くんと目合ったとき、
ちょっとドキッてしたかも...?
いや、そんなことないっ!
もう婚約者とかよくわかんないし
どうすればいいの〜!!!
つづく
プロローグと順番が逆になってしまいました...
すみません!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。