私は会議室を出て2階の廊下に立っていた

そして、私は準備運動を始める。

私が頑張って走ったのはいつが最後だっけ…
多分、桜華の体育祭かな？……あの頃は燐翔と一緒に練習して二人で長距離走の選手に選ばれて県大会出場が決定した時は"男女の一位を私達で独占しよう。"とか言ったっけ…雪奈も練習の応援してくれてさ…けど、もう燐翔も雪奈も……

これは鬼ごっこ…先生が鬼で私が逃げる……
制限時間は５分…何割で走ったらいいだろうか……さっき追いかけられた人達を見ると8割で逃げ切れるかな…

ピーンポーンパーンポーン───

［爆発5分前になったよ！ここから廊下にいる生徒は失格だからね〜！］

私は何故かニヤけた

こうなったらとことんやってやる…
このゲームを終わらして次のステージへいって最後は犯人を捕まえてみんなの想いと願いを叶える…！

深呼吸をしていつでも走れるようにクラウチングスタートの状態になった

すると廊下の先から機械をお腹に巻き肩からマシンガンをぶら下げている先生が現れる

位置について…よーい……どんっ！

先生がマシンガンを構えたと同時に私は走り出し1階への階段を駆け下りる

先生も銃を撃ちながら追いかけてくる

ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯｯｯ！！！

みんなは会議室の扉の窓から外を見ていた

廊下を走りまた2階に上がって行く

先生も凄いスピードで追いかけ２階へ

ー5分後ー

ﾊﾞｱｱｱｧｧｧｧﾝｯ!!!!!

上の階から爆発音が聞こえる

［今さっき2階の2-3の教室が爆発したよ！
死亡者は──］