俺達は血に染まった廊下を歩いた
血で廊下が真っ赤……
こういうの嫌だなぁ…
ね…
それより次は何処にする?
そうだねぇ…被服室にしよ。
〜被服室〜
久しぶりに入ったなぁ…
被服室って1、2年生が使うから僕達3年生は使わなかったもんね〜
へぇ〜
まーちゃんの学校は被服室とかあった?
私の学校は被服室は無かったけどその代わりに家庭科室があったよ。
家庭科室なんだね。
うん。
親友とかいたら別れちゃって悲しかったりする?
一瞬、神崎の表情が引き攣ったのを俺は見逃さなかった。
う〜ん…悲しいかなぁ……
奏叶、そういうのは聞いたら駄目でしょ。
ごめん、神崎。
あ、大丈夫大丈夫。
そういえばさ、校長からのヒントカードが3枚あるって放送してなかったか?
そういえば、してた!
じゃあ、次の爆発が終わったら探してみるか。
ピーンポーンパーンポーン───
[爆発まで5分前になったよ!ここから廊下にいる生徒は失格だからね〜]
しかし、銃声は聞こえない。
銃声が聞こえないってことは失格者はいなかった…?
よかったぁ…
〜5分経ち
ボォォォンッ!!!
下の方から音が聞こえた
今度は1階みたいだね。
ああ…
[今さっき、1階の理科室が爆発したよ!死亡者は3名です!]
次は…1階の相談室行ってみよ。
うん。
そして、移動している途中、廊下に人だかりが出来て騒いでいる場所があった。
騒がしいね。
何かあったのかな?
んじゃ、俺が聞いてくるからお前らは先に相談室行っとけよ。
分かった。
奏叶以外の4人は相談室に向かった
階段を降りている途中誰かが叫んでいるのが聞こえてきた。
ヒントカードが見つかったそうだぞ!!!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!