大貴 side
「 なあ 、返事 してくれよ、」
「 おねがいだって、 」
「 ずっと ずーっと 一緒に いるんだよな 、!? 」
「 お前がいないと もう、俺、無理なんだってば !! 」
起きるわけ 、ないか 、、
彼女は 死んだ 。
殺人 なのか 事故死 なのか 。
今んとこ 〝 事故死 〟らしいのだが ひとつだけ おかしいことが あるのだ 。
なぜ 彼女は
事 故 死 で 死ぬんだ ?
あいつは もう、死んでるんだぞ 。
それは およそ ・・・
俺が 生まれた時 。
1991 年 4月 15日
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。