爆豪「シケたツラしてんじゃねぇ!」
相変わらずの言葉使い。けど今はそれが助かる
「…爆豪くん。ありがとうニコ」
爆豪「//!?ば!バカがァァ!!」
「な、なんで!?!?」
ミッドナイト《第1試合終了!勝者緑谷くん!!》
あれ、いつの間に第1試合始まってたんだろ
「…緑谷くん勝ったんだ。」
爆豪「クソデクがぁ!!!」
「だからそのキレ症直しなよ!てかデクって誰?」
爆豪「あ?お前今呼んでたろうが」
「え?あ、緑谷くんの事?」
爆豪「クソデクだ。」
あ、そこの2人が仲良いんだ。なんか真逆…?
爆豪「それよりお前準備しに行かなくて大丈夫なのかよ」
「…あ、大丈夫じゃないじゃん。じゃ!もう行くわー!」
爆豪「お前には負けねぇ!!!」
そんな、走ってる後ろ姿にまで向かって言わなくても…苦笑
ガチャッ
?「あ!!お前時空あなたか!?」
「うん。そうだけど。」
?「俺上鳴電気!!対戦相手!」
「あぁ。」
上鳴「(なんか大人しめなやつ?騎馬戦はチームだったけど俺時空が個性使った時のことほとんど記憶にねぇんだよなぁ、、)」
「お手柔らかによろしゅう。ニコ」
上鳴「ドキッし、試合終わったらお茶でもどう??慰めなら…「結構です」」
?「ぶっ」
勢いよく吹き出した音のする方にはショートカットの女の子。
「?どちら様?」
?「あぁごめんごめん笑 私、耳郎響香!忘れもんしちまってさ!」
あったあった。と言いながら早急にドアまで行ってしまった。
耳郎「あ!時空あなただっけ?あんたの個性凄いな!!」
ガチャンッ
「…シーン」
なんか、台風みたいな人だったな。
上鳴(あれ?俺忘れられてね???)←ごめんよっ!
ミッドナイト《第2試合!瀬呂くん戦闘不能!よって勝者轟くん!!》
轟くん…さっきの地響きはあの子の氷か。どうりで寒いわけだ。
上鳴「おい!時空!行くぞ!」
「あ、はい。」
上鳴「つめてぇ〜!!」
実は人見知りなだけです。初見の人は、特に上鳴さんみたいなタイプは少し苦手。
「すみません。」
プレゼントマイク「おぉぉっとぉ!!次はコイツらだぁぁ!!こいつの電気に当たれば1発KO!!!1年A組上鳴電気ぃぃ!!!そして、目立ちたくない草食系女子!!突然現れた新星!!!1年H組時空あなただぁぁぁ!!!」
上鳴「俺が勝ったらさ、その敬語やめない??」
「敬語をやめる…ですか。」
上鳴「そうそう!!同じ1年なんだし!!」
「…わかりました。では、私が負けたらタメ口。ということで。」
ミッドナイト「では始めるわよ!!ファイッ!!!」
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。