体育祭第1種目 『障害物競走』
「なんか、普通…?」
ミッドナイト「普通?それはどうかしらねっ!」
「え、その話し方なんか意味含みすぎ…」
ミッドナイト「じゃあ!始めるわよ!3.2.1.START!!」
まぁとりあえずこの人混みじゃ進めない。
加えて他クラスの方の個性は把握出来ていない。
この不利な状況で進む為に…まずはロボを飛ばして前の方の状況把握かな
「…紅白頭の人凍らせようとしてる?」
何もしているか分かれば避けることなんて簡単。
飛べばいいんだもんね
ピョンッわっ、滑る…。それにみんな足が凍ってる。
でもごめんね助けてたら1位取れないんだ
⌇第1関門 ロボ・インフェルノ⌇
「やっと出れたと思ったら何このでっかいの」
ミッドナイト「入試の時の0ポイント仮想ヴィランよ!!」
「なるほどね。こりゃ普通じゃないや笑」
でもさ走り抜ければ良くない?
…走り抜けるなんて無茶って?
小さい頃からしばき倒されてきたんだもん。舐めないで欲しいね笑
「っさぁ、いっちょ行きますかぁ!」
ヒュンッ
モブ「!?なんの音だ…?」
⌇第2関門 ザ・フォール⌇
「ひゃぁ〜デッカイ谷だなぁ!」
第2関門に到着した頃にはすでにみんなの個性がこびり付いている。
利用しない手はないよね!
助走をつけて飛び越えるとか、ロープの真ん中らへんに向かって飛んで掴んで勢いつけて向こう岸まで飛ぶとか試行錯誤したら、行けそう
プレゼントマイク「おぉぉっ!あいつはなんだ!?猿みたいに進むぞ!!!H組の時空あなただぁ!!!」
「うげっ、先頭集団だけの実況じゃないのか…」
プレゼントマイク「ギャハハハ!実況されて嫌がってるやつは初めてだぜぇぇぇ!!!」
「…(無視)」
プレゼントマイク「無視かァァァ!!!!???www」
なんで無視されてゲラゲラ笑ってるんだ。これだからヒーローは分からん
『第2関門突破』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!