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第4話

…好きになったきっかけなんて、覚えてないし。
本当に、気付いたら好きになってた。


「…そっ、か…何か、恥ずかしいね、改めて言われると。」


恥ずかしそうに頬を赤く染める山口のことを見てると、もしかして脈アリなのか、と思ってしまう。
けど、それは自惚れ、だよな。


(…一度、聞いてみるか)


「…なー、その反応。俺、期待していいの?山口も俺のことが好きって。」


そう言うと、山口は軽く目を見開いた。
なぜか口元にはドキッ、とするような、何とも印象的な淡い笑みが浮かんでいる。


「…少なくても、イメージは良くなった、かな。」
「え、俺、今までイメージ悪かったの?どんな感じで?」
「ただの偏見だったから、気を悪くさせちゃうかもしれないよ?」


偏見、か。
まぁ、確かに、俺、山口とほとんど関わってなかったんだから、イメージが偏見、になったって仕方ないよな。


「良いよ、言って。山口が考えてたこと、知りたいからさ。」
「…んーと、ね。正直、怖そうな人だな、って…あと、無愛想?っていうのかな…
とにかく何か、取っ付きにくそう、っていうか、関わりにくそうな人だな、って…。」


ごめんね?と山口は俺の顔色をうかがうように言う。
でも、別に、あぁ、という感じだった。
多分、山口が言ったことは、俺の第一印象を聞いたら、皆が答えるようなこと。


そんなつもりないけど、周りにはどうやら、俺の目付きの悪さからなのか、無愛想、とか怖い、とかそんなイメージを持ってしまうらしい。

もちろん、中身はただのバカだから、関われば皆、面白いな、とか言ってくれるけど。


「…今は?」
「今は、まだ、分からないけど…でも、話しやすいんだな、って思ってるよ。」

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Salt Sugar
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