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第2話

1日目
『1ヶ月だけ、俺と付き合ってくれませんか?』


俺の言葉に対する、彼女の返事は、まさかのOKだった。
まぁ、俺がかなり強引にそうさせたから、山口にとっては不本意かもしれないけれど、…これくらいのワガママは、許してほしい。


そして、その日の放課後。


「山口、帰ろ。」


周りの目をきにすることなく、堂々と言いきった俺と、顔を少し赤くした山口にクラスの皆から視線が集まってくる。

でも、悪い気はしない。横から、かっさらってかれたら、水の泡になってしまう。


「おいっ、橘!お前、どういうつもりだよ!?」
「は?一緒に帰ろうって誘うのくらい、普通だろ。」


山口は俺の彼女なんだから、そう付け加えるとクラス中がざわめきたった。
ま、その反応は予想出来ていた。


(…顔、真っ赤。)


リンゴみたいに顔を赤くさせてる山口の腕をつかみ、俺は彼女を引き連れて教室を出ていった。


「…あの、離して、くれますか…?」
「あ、ごめん。痛かった?」


少し強くつかみすぎたかもしれない。
俺は慌てて彼女の腕を離すと、山口は少しほっとしたような表情になった。

痛かった、というよりかは…好きでもない男に触れられるのが嫌だった、という感じかもしれない。


「…ねぇ、昼休みも言ったけどさ、1ヶ月だけで良いんだ。だから、もう少し警戒心を解いて欲しいな。」
「…あの、何で1ヶ月だけ、って期限付きなんですか?」

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Salt Sugar
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