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第17話

そして、俺達は思う存分、この施設内でできる、スポーツを楽しんで、気付けば、もう夜と言える時間になっていた。


「わー、暗いな…送ってくよ。家、どこ?」
「あ、えっと…お母さんが迎えに来てくれるって言ってたんだ。もし良かったら…橘くんも乗る?」
「え、」


それって、良いのかな…なんか、男として、普通は送る立場なのに。
つまんねーこと気にしてるみたいだけど。


「あ、ごめんね、迷惑だったら…。」
「いやっ、迷惑なんかじゃないよ!うん、じゃあ、お言葉に甘えて…良いかな?」


ま、いいか。
山口と一緒にいられる時間が増えるのは、俺にとって嬉しいことだし。
山口にとっても、そうだといいな。


「あなた〜、」
「あっ、お母さん。…橘くんも乗せてって良い?」
「良いわよー、って、あら、イケメンね!」


(すげぇ、瓜二つ)


笑ったところとか、雰囲気とか、顔立ちとか、もう何をとっても、山口と、山口のお母さんは似ていた。
俺は緊張しつつ、口を開く。


「…は、初めまして!山口さんとは同じクラスの橘です。」
「あなたから話は聞いてるわぁ。これからも、あなたのことよろしくね!」
「ちょっと…!恥ずかしいからやめてよっ、お母さん。」


…あ、また、顔赤い。
そんなに恥ずかしいことかな?と思いつつも、俺はただ彼女の横顔を見つめた。


「ねぇ、あなた達は夕飯食べたの?」
「え?あ、まだだけど。って、お母さん、まさか…」
「それなら、橘くん、うちで夕飯食べてきなさいよ!」

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Salt Sugar
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