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あなたの顔面パイ事件から早1週間がたった
俺はあの日いろんなことが一気に
起こりすぎて思い出すだけで顔が熱くなる
特に髪を乾かす時俺の足の間にすっぽりと
おさまった姿
小さい体が女の子らしくて…
思いだしただけで顔が熱くなる俺は重症なのか…?
買い物帰り1人そんなことを考えながら部屋に
戻ると部屋の前に見たことない女の人。
話しかけてみると女の人はこっちを向いて
嬉しそうに話しかけてきた
相手が名前を知ってるということは視聴者さんか?
やっぱりかぁ…
前に
家を特定してくる視聴者は何を考えているか分からないから気をつけろ
とシルクに言われた覚えがある
それが今来るとは思いもしなかったけど…
そう言うと女はジリジリと距離を詰めてくる
とりあえず話だけは聞いてみることにした。
本当は怖すぎて逃げたいくらいだけど、
俺がいなくなったらシルクの家に行きそうで
そう思うと逃げる訳には行かなかった
ほぅら何考えてるかわかんない←
えっ、これって告白された…のか?
相手が顔を赤らめて黙り込んでいるところからすると告白されたということを確信する
もちろん答えはNo
だけど問題なのは断り方。
なるべく傷つかないようにそう言うと女の子は信じられないかのように目を見開いた。
少しの間沈黙が続き気まずい空気が漂う
少しすると、女の子が口を開いた。
低く小さな声。
でもかすかに聞こえた。
さっきとは別人じゃないかと思ってしまうぐらい
声を荒らげる。
急な態度の変わりように
俺の気持ちは自然と恐怖へと変わっていく。
はやくこの状況から抜け出したくて俺が言った言葉
後悔したのは言ったあと
バカだよな、そんなこと言ったらもっと
相手を刺激するだけなのに
思った通り女の子は俺をきつく睨みつけ、
さっきよりも声を荒らげながら胸ぐらを掴んできた
女の人とは考えられないほどの力で振りほどくことが出来ない。
俺はもう何をされるか
わかんない恐怖でいっぱいだった。
そのせいか助けを呼ぶにも声が出ない。
とりあえず相手をどう落ち着かせようか考えようとすると、
『マサイ~!!なにしてんの~?』
ふいに俺を呼ぶ声がした。
✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃
アデュー!!