第72話

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2023/04/21 22:31
目黒 side




_______数日前









『亮平さんと大会区切りついたら一緒にお出かけするって約束をしたの。

どうしても行きたいの。』














あまりにも真剣な目をしていたから俺はOKを出した




























ab「え、本当にいいの?」







mg「なんか、すごい真剣な顔してたし。」







ab「…嘘かもよ?」







mg「あなたに限ってそんなことない。」







ab「まあ真剣ならそう。」







sk「会話のテンポ早すぎて無理。ついてけない。」







ab「確かに約束はしたけど、、、、」







mg「あなたなりに何か伝えたいことが
あるんじゃないかな。」










______




















しゅうばい
しゅうばい
亮平さんとバイバイしたよ。
Ren
Ren
おっけ。
海のとこいけばいいんだよね?
しゅうばい
しゅうばい
うん。待ってるね💭











mg「あなた。」







『蓮くん、わたしさっ、、、』((涙







mg「大丈夫、ゆっくりでいいから。」((撫





















そこで小さい頃にあったこと








実は繋がりがあったあべちゃんについても知った














mg「じゃあ、あべちゃんの部屋にある写真の女の子はあなただったんだね。」







『わたしもそれ見て、なんか懐かしい気持ちになった。』







mg「……あなたは俺でいいの?」







『え?』







mg「あべちゃんじゃなくて、いいの?」







『……私の中で、亮平くんは本当のお兄ちゃんみたいな感じなんだ。だからって言うのは変かもしれないけど、』













手を引かれて向き合う形になった























『私は蓮くんが好き。』







mg「…俺も大好き。」

















夕日に照らされた俺たちの影は









静かに重なった










































この日以来、色んなところの繋がりがはっきりした

























mg「あなた、お昼食べよ。」







『うん!』







ru「僕も〜!!!」






















いつも通り3人で屋上に向かうときに




浴びる視線は前と違うものに
























「目黒くんだよ、!」







「ラウールくんもいるっ、かっこいい〜🥺」







「あなたちゃんめちゃくちゃ可愛い、、」

























『なんか、すごいことになったね。』







ru「体育祭のハグで2人は人気急上昇だね。」







mg「ハグだけで?」







『蓮くんはかっこいいからねぇ、』







mg「いやあなたが可愛すぎるから。」







ab「バカップルみたいになってるからやめて?」







ru「あべちゃん、!」







ab「やっほ。」







sk「今日俺たちも一緒に食べた〜い!」







mg「いいじゃんみんなで食べよ。」























すごいなぁ、私にこんな日が来るとは思ってなかった
























こんなに温かい人達に囲まれて

















一緒にご飯が食べれて










一緒に帰ることもできて























笑うことができる































mg「顔ニヤけてる。なに考えてたの?」






『ふぇっ、?(えっ、?)』













急にほっぺを痛くない程度でつねられる




















dt「うん。ニヤニヤしてた。」







ab「ニヤニヤに近めのニコニコだったけどね笑」







『……教えないもん。』ムスッ







ru「えー教えてよ〜!!!」







『教えません!』







sk「教えろ〜!」((近づく







『教えないです!』((逃







sk「あー待て〜!!!!」







mg「佐久間くん足遅っ笑笑笑笑」







dt「あはははっ笑笑笑」







『え、遅い((』







sk「これでも頑張ってるから!笑」







「笑笑笑笑」


























こんなたわいもない日がずっと続くといいな

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