あなた side
_____週末
iw「今回は体調良さそうだな。」
『バッチリです。』ニコッ
iw「うん。いい顔してる。」
あ、1個前の団体終わった
iw「行こう。」
『はいっよろしくお願いします。』
私なら大丈夫………
できる!!!!!!!!
♪~
支部大会は都大会とは違う
今までの練習が頭をよぎる
色んな人が過ぎる
" ab「頑張ってきて!」"
" sk「頑張ってねー!!!」"
" dt「愁唄なら大丈夫。」"
" ru「自信持って!」"
" mg「大丈夫。いってらっしゃい。」"
『すぅー……』
♪~
周りの人が、先生が止まって見える
今はわたし中心の世界
もうすぐクライマックス
~♪
パチパチパチパチパチパチ👏🏻 ̖́-
\bravo!!!!!!!/
立ち上がったとき、涙がすっと流れた
色んな感情が溢れる
iw「めちゃくちゃよかったぞ。」ポン
『ありがとうございますっ、』((泣
結果、繋がって欲しい…………
「白詰学園……金賞。」
よしっ………問題はこの先
「代表校は……白詰学園。」
「きゃああああ!/うぉぉおおおお!」
白詰学園は1か月後にある全国大会の出場が決定した
先生「みんな、よく頑張った…!!」
「やったー!!!!」
バスでみんな大盛り上がり
けど私は実感がわかなくて静かに窓の外を見てた
ポンポン
iw「よく頑張ったな。」
『ッ………』((涙
_________後日
mg「あなたいる?」
「いますよ!あなたちゃーん(*」´□`)」」
『んー?』
あ、蓮くん来てる……
mg「ちょっといい?」
『…うん。』
ついて行くと、中庭で蓮くんは止まった
mg「あなた。もう一度付き合ってくれませんか。」
『……蓮くんってめちゃくちゃモテるし、頭もいいし、私なんかスペックが足りなさすぎる。
けど、かっこよくて私は蓮くんと一緒にいたい。』
私はびっくりして顔をあげる蓮くんに抱きついた
『私は蓮くんのことが大好きです。』ニコッ
mg「まじでよかった。」ギュッ
『嫌われたと思ってた?』
mg「そりゃ思うだろ。」
『私が色々迷惑かけちゃったんだよ。
蓮くんが嫌われる要素なんてないよ。』
mg「そんなこと……」
『あるんだよ。……私の性格が裏目に出ちゃった。』
mg「…あべちゃんもあなたの性格をちゃんとわかってるから本気で好きなんじゃないかな。」
亮平さん……………
『蓮くん、お願いがあって、、』
mg「ん?なに?」
これで区切りをつけるんだ
コンコンコン
『失礼します。』
ab「いらっしゃい。どうかした?」
『亮平さんに、用があって……』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!